【過去】出会い -Jiyong- ページ2
【10年前】
「ちょっとトイレ行ってくる…」
「また！？大丈夫かよ。もうすぐ移動するから、早く戻ってこいよ。」
「うん。」
そう言って出た控え室。
駆け込んだトイレ。
今日は俺達の待ちに待ったデビューステージで、
さっきまで緊張なんかせず、
それよりも早く歌いたい！って楽しみだったのに…
時間が近づくにつれ腹がムズムズとし出してきて、
トイレに行くのももう何度目か…
だけど鏡の前に立ち、両手で自分の頬を叩いた。
リーダーの俺がこんなんでどうするんだよ！
しっかりしろ！！
そう自分に言い聞かせて。
移動するって言ってたし、急いで戻らないと。
そう思って小走りで控え室に向かい、
角を曲がろうとした時…
「…っわ！！」
「…っきゃ！」
目の前に人が急に現れてぶつかってしまった。
「すみません！！大丈夫ですか！？」
「大丈夫です！」
相手は女性。
白いシフォン素材の衣装を着ていて、
ぶつかった拍子に落としてしまった花束を拾うためしゃがみこんだ時、
ザックリと入ったスリットから太もも見えて、
思わず目をそらしてしまった。
「すみません、私こそ…。大丈夫でしたか？」
「あ…俺は…大丈夫です。」
声を掛けられたことで彼女を見ると、
真っ赤な口紅。
クッキリとした黒いアイライン。
だけど、
「良かった…」
そう言ってニコッと笑う彼女の目はすごく優しくて、
着ている衣装のように柔らかな笑みで。
「BIGBANGの…G-DRAGONさんですよね？」
「え…あ、はい。」
「ステージ楽しみにしてます。それじゃあ…」
「あ、ありがとうございます。」
頭を下げて去る彼女。
その後ろ姿に見惚れてしまい…
あ！っと気づき我に返った時、
彼女は誰だったのか、
名前を聞いてないことに気づいた。
衣装着てたし…同じアイドル？
正直自分達のことで精一杯で、他のアイドル、
特に女性アイドルはほとんど知らなくて。
また会えるかな？
なんて考えながら控え室に戻り、
みんなで移動し廊下で待機していた。
…と、聴こえたソウルフルな歌声。
モニターに映る有名な女性歌手。
「あ！」
その周りで踊る4人の女性ダンサー。
ゆったりとした優雅なダンス。
白いシフォン素材のスカートが綺麗になびく。
右手にはさっき持っていた白いバラの花。
チラチラ映る彼女を目で追って、
歌い終わった瞬間、
胸の前で小さく指で拍手をした。
彼女に向けて。
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がほ(プロフ) - ritaさん» ただいまですー(＾∀＾)またボチボチ書き始めますので、よろしくお願いしまーす！！ (2017年4月19日 21時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
rita(プロフ) - おかえりｯ☆(*´∀`*)ノ (2017年4月17日 23時) (レス) id: 126bc83529 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まあさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、続きを読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました！ (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - KUMIさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当に長々とすみませんでした>_<またボチボチ書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んでもらえると嬉しいです^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - まいこさん» こんばんは☆更新も滞り、いただいたコメの返信もしないまま、本当にすみませんでした>_<また書き出していこうと思ってますので、もしよかったら、また読んで下さいね^ ^コメ本当にありがとうございました。 (2017年4月12日 23時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2017年1月23日 1時
