事実 -Jiyong- ページ18
「ごめんなさい…本当にごめんなさい…」
泣きながら謝る不思議ちゃん。
その『ごめんなさい』の意味が全くわからない俺。
「2年前、初めてスジュオンニにBIGBANGのコンサートに連れて行ってもらって、その時に好きになりました。オンニは私の気持ちに気づいて、優しいからいろいろ今まで誘ってくれて、私もオンニに甘えてしまってクラブとかについて行ってしまいました。本当にごめんなさい」
俺が掴んでない方の手で涙を拭いながら話す不思議ちゃん。
「でももう行きません。画面も…すみません」
不思議ちゃんが泣く理由も、謝る理由もわからない。
「えっと…俺のファンだってこと？」
「…ごめんなさい」
コクコクと頷き、また謝る。
「何で謝るの？ってかむしろ、ファンでいてくれてありがとうございますって感じなんだけど…」
オッパ、大好き！
ーありがとう。
ジヨン、愛してる！
ーありがとう。
これで良いんじゃね？
ファンだと言ってもらえて、好意を持ってもらえて、悪い気になんかなんないのに。
「すみません…でも私、オンニに甘えていろいろ…」
あー…なるほどね。
そういうことか…
えぇ！？
甘えてって、確かにクラブに来てたけど、話しかけても来ないし、写真やアドレス聞いてきたりもないし。
「タッピョンのファンかと思ってた」
「違います。あ、タプさんも素敵だけど…」
「俺のが素敵？」
「ジヨンさんっ…！！もう、本当にごめんなさい。離して下さい。帰ります」
あ、失敗。
ついつい反応が可愛くて、からかいすぎた。
「ごめん」
パッと手を離すと、深く頭を下げて階段へと向かう不思議ちゃん。
「不思議ちゃん！あ…」
「不思議ちゃん？」
振り向いて不思議そうな顔。
ついついいつもそう呼んでるから口から出てしまった。
失礼すぎる。
「ごめん！Aちゃん。ちゃんと名前覚えてるよ。不思議だからさ…いつもそう呼んでて…本当にごめん」
「不思議ちゃんでいいです」
涙目で少し笑ってくれたAちゃん。
「ロック画面の写真。それ、俺もお気に入りのやつなんだ」
「そう…なんですか？」
「そー。それに、またさ…クラブで飲もうよ。今度は輪の中に入ってさ」
何で自分がこんな事を言ったのかわからない。
俺の言葉にさっきまでの笑みはどこへやら。
頷きもせず、
「お疲れ様でした。コンサート、すごく楽しかったです」
そう言って頭を下げ階段を降りていった。
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がほ(プロフ) - KUMIさん» こんばんは★なかなか更新できずにすみませんでした(+_+)待っていてもらえたなんて嬉しいです！また少しずつ更新していきますね^ ^ (2016年12月1日 23時) (
レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
KUMI(プロフ) - 更新待ってました〜ずーっと続きが気になってたのですごく嬉しいです！楽しみにしたますね〜 (2016年12月1日 19時) (レス) id: ce1790554b (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - ナムさん» ナムさんこんばんは☆コメありがとうございます^ ^またまた読んでもらえて、本当にありがとうございます！！そうなんです。12/29にまたジヨンに会いに行ってきます！お仕事だと仕方ないですねT^Tその分、25日にたくさんジヨンを見てきて下さいね^ ^ (2016年11月22日 0時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
ナム - がほさんの作品を心待ちにしてました。又、楽しみが増えました^ ^無理はしないでね。オーラスに参戦という事は京セラかな？私は仕事が休めなくて25日だけしか行けなくて残念です(u_u)もっとジヨンに会いたかった(u_u) (2016年11月21日 20時) (レス) id: ba5cd637c9 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - ritaさん» わー(T_T)そんな嬉しいこと言われたら泣きそうです！いつもコメありがとうございます☆楽しんでもらえるよう頑張ります^ ^ (2016年11月19日 10時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2016年11月15日 1時
