ヌナの涙 〜Jiyong〜 ページ50
もうやめよう…
そう思ったけど、歌を歌っていてもヌナの事を思い気持ちを込める。
音楽が大好きで、音楽のない人生なんて考えられない。
でもヌナの存在も今、俺の中でそうなってる。
ヌナがいなきゃ…
運命なんてこういうもんなんだろ？
理由なんてなくて、突然。
ヌナはまさにそう。
控え室に戻りヌナの笑顔が見れて、俺だけに向けられた笑顔じゃないけどすんげー嬉しかった。
他のヌナ達と笑いながら片付けをする姿を見てるだけで、すっげー幸せな気分になれた。
決めてたLINEを打とうとスマホを見たら、留守電が1件。
メッセージを聞くと、流れてきたのはソユンの声。
『ジヨーン！私、今香港にいるんだよ？MAMAも見に行くから、終わったら会いに行くね！』
一気に血の気が引くっての？
いきなり立ち上がったもんだから、みんなが"どーした？"って聞くけど、答えてる暇はない。
ヌナはさっき出て行ったっきり帰ってこねーし、とりあえず控え室を出る。
電話かけるか…と思った瞬間、
「ありがとう」
聞き慣れた声。そして大きくなる靴の音。
その時、ソユンが角を曲がって笑顔で走ってきた。
戸惑っていたら、更に追い討ちをかけるようにソユンの後ろから来たのはヌナっ！！！
ソユンが俺に飛びかかり抱きつくけど俺はヌナから目が離せなくって、
でもヌナは驚いた顔して角に隠れてしまった。
「ジヨーン、会いたかった！ずっと電話してたんだよ？全然出てくれないから来ちゃった！」
「ソユン、俺たちもう終わってるだろ？離れろって。」
「えー！なんでそんな冷たいこと言うの？彼女だよ？」
「ソユン、ごめん。今マジ無理。」
ヌナが気になって、ヌナの所に行きたいけど、ソユンは離れなくて…
「ねぇ〜。今日ジヨンのホテル行きたいな。」
「やめろって！」
俺の強い口調にソユンが離れる…でも右腕は握ったまま。
「どうして？いつも抱きしめてくれたじゃん？」
「ごめん、もうソユンと戻る気はないんだ。」
そう伝えた瞬間、
「Aさん！！」
ヌナを呼ぶ男の声が聞こえ、ヌナが俺の目の前に現れた。
俺とソユンを見て驚くヌナの顔。
でもその時、
「Aさん、待って！」
テウンさんがヌナの右腕を掴んだ。
なんで？なんでテウンさんが？
ヌナの右腕から目線を上げ顔を見ると、
さっきあんなにキラキラ笑っていたのに…
今は涙を流し、俺を見ながら泣いていた…
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がほ(プロフ) - miiさん» こちらにまでコメント下さったんですね^ ^ジヨンのお話はお休みしてますが、好きは変わりません^ ^ (2021年9月25日 16時) (
レス) id: ae37c6ad61 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 好きー (2021年9月23日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさんこんにちは(^ ^)ヌナは韓国語で男の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。お姉さんって意味です(^ ^)オンニも出てきますが、これは女の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。どちらもお姉さんって意味なんですが、男女で呼び方が違うんです(^ ^) (2016年1月24日 11時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ヌナってドゥいういみですか？ (2016年1月24日 10時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月19日 9時
