大人な君 〜Jiyong〜 ページ34
スンリ「あ！本当だー！ヌナいた！」
ドクンドクンドクンドクンドクンドクン
心臓が爆発しそう…
タプ「ジヨン？」
…みんないい加減、俺に痺れ切らしてんだろ？
返事さえしない俺の肩にヒョンの手が触れる…
それから何分たったんだろうか…
マネ「…ぉい！…おい！！ジヨン！？聞いてんのか！？」
「…え、あ、うん。ごめん。」
マネ「おいおい…頼むからいい加減しっかりしてくれよ。リハ始めるから。」
ステージ裏から舞台へ…一歩…一歩。
ヨンベ「BIGBANGです！よろしくお願いします！」
各方面にお辞儀をし、顔を上げ正面を向いた。
「あ…」
思わず声が出た。
目の前にはヌナがいたから…
不安なの…
あの時ヌナは、泣きそうな顔でそう言ったけど、今目の前にいるヌナは今まで俺が見たことがない顔をしてる。
真剣な表情でモニターを見、頷いたり、スタッフと話している。
長い髪をまとめ、白シャツの上に黒のゆったりしたセーター、黒のタイトスカート、黒のタイツに豹柄のパンプス。
誰が見ても、どこから見ても、大人ないい女。
思わず目をそらしてしまった。
あまりにも自分が恥ずかしくて。
そして合図が鳴り、1曲目のリハが始まった。
こんなにも誰かの前で歌う事が恥ずかしいと思ったのは初めてだ。
今の俺には自信がない。
ヌナに見られてると思うと、集中しなきゃいけないのに余計できない。
結果、ダンスの立ち位置を間違えたり、歌詞がぶっ飛んだり散々だった…
一旦舞台から降りモニターを見るよう指示される。
行きたくない…恥ずかしい…
「お疲れさまー！」
メンバー達と楽しそうに話してるヌナの声が聞こえる。
でも俺は、まるで怒られた子供みたいに下を向いたまま動けない。
「ジヨン…くん？」
急に名前を呼ばれ、バッ！と顔が反射的に上がった。
ヌナ…
「お疲れ様。大丈夫？そこ…血が出てる？怪我したの？」
ヌナが俺の右手を心配そうに見ている。
血？…あぁ…本当だ。
右手の人差し指の指先から血が出ている。
きっとイライラしてて、ずっと親指の爪でいじってたからかな…
タプ「怪我したのか？」
「私、絆創膏持ってるから取ってくるね。」
タプ「ヌナ待って！ジヨン連れてって。ここほら、バタバタしてっから。」
「あ、うん。ジヨンくん、じゃあこっち。」
いらない、って断る事もできるのに、
引き寄せられるようにヌナの後を追った。
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がほ(プロフ) - miiさん» こちらにまでコメント下さったんですね^ ^ジヨンのお話はお休みしてますが、好きは変わりません^ ^ (2021年9月25日 16時) (
レス) id: ae37c6ad61 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 好きー (2021年9月23日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさんこんにちは(^ ^)ヌナは韓国語で男の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。お姉さんって意味です(^ ^)オンニも出てきますが、これは女の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。どちらもお姉さんって意味なんですが、男女で呼び方が違うんです(^ ^) (2016年1月24日 11時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ヌナってドゥいういみですか？ (2016年1月24日 10時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月19日 9時
