絶対違う 〜Jiyong〜 ページ13
気分を変えたくて屋上に来たものの、煙草を吸う気にはなれない。
カチャ
ドアの音がし振り向くと、そこにはタッピョンの姿が。
ヒョンは煙草に火をつけながら、
「お前どーしたの？みんな心配してたぞ。」
「あー、ごめん。なんか急に体ダルくなって…」
「は？今から練習なのに…大丈夫かよ？」
「うーん…」
「そうそう、さっきのAヌナ？面白かったよなwヌナなのに可愛らしくて、スンリが懐くのもわかるw」
「あいつは女なら誰にでも懐くよ。」
あー、もう！マジ嫌になる。
なんだよこのイラつき。
「どーした？何スンリにイラついてんの？それとも…Aヌナが知り合い…とか？」
俺の反応を確かめるように聞くヒョン。
なんだかんだヒョンはいつも確信を突く。
「違う。知らないよ。初めて会ったし。」
「ふーん、そ。じゃなんでそんなにイラついてんの？」
ゆっくり、落ち着いて話すヒョン。
俺の頭は爆発しそうで、でも隠そうって必死。
「だから！調子悪いって言ったじゃん！」
「ふ〜ん。そういう事かw」
「へ？何が？」
「ジヨン、お前Aヌナが気になるんだろw？で、…スンリにヤキモチを妬いてる…違う？」
ニヤッと笑いながら言うヒョン。
はい？
誰が誰を？
でも頭にさっきの彼女が浮かんだ。
俺の目を見て、俺の言葉に頷く彼女。
スンリと笑いあってる彼女。
「いやっ…そっ…違うし！そんなんねぇよ！」
「ジヨーンwこんなお前初めて見たかもwいいじゃん、別に。おっ！テソンから電話だ。まぁ1本吸って落ち着いてから来いよ。こっちはうまくやっとくからw」
そう言って笑いながらヒョンは屋上から出て行った。
「絶対違う。ありえねーし！」
ふとソユンを思い出した。
5年くっついたり離れたりして付き合ってた。
当時俺のタイプだった見るからに猫みたいな女。
束縛しなくて楽だったけど、だんだんもっと構って欲しくなった俺。でも懐かない彼女。
たまに甘えられると俺はもう君の虜。
そんなのを繰り返し、別れた俺達。
こないだ知ったソユンの熱愛報道。
本当なのかわかんねーけど…何も思わなかったんだよな。
「よし！行くか。」
今日の練習の事、明日のスケジュール、次のレコーディング、次行く国。
一生懸命いろいろな事を考えた。
まるで彼女の事を考えなくてすむように…
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がほ(プロフ) - miiさん» こちらにまでコメント下さったんですね^ ^ジヨンのお話はお休みしてますが、好きは変わりません^ ^ (2021年9月25日 16時) (
レス) id: ae37c6ad61 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 好きー (2021年9月23日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさんこんにちは(^ ^)ヌナは韓国語で男の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。お姉さんって意味です(^ ^)オンニも出てきますが、これは女の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。どちらもお姉さんって意味なんですが、男女で呼び方が違うんです(^ ^) (2016年1月24日 11時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ヌナってドゥいういみですか？ (2016年1月24日 10時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月19日 9時
