彼 〜You〜 ページ2
「段ボール終了！あー、やっと片付いた。」
「ユニ、ありがとう。」
「どういたしまして。それにしてもこのインテリア…やっぱAはセンスいいわー。」
「ありがと。いつでも来てね！じゃ…ご飯行こっか。ご馳走するよ、手伝ってくれたし！」
「本当に？嬉しい！」
それから夕食を食べに行き、その間もずっといろんな事を話し続け、ほんと別れ際まで話してたw
「じゃあね。今日は本当にありがとう。車、気をつけて帰ってね！」
「こちらこそご馳走さま。ねぇA？私のこと頼ってね。Aが見かけによらず強い事も知ってるけど、すごく我慢して無理しちゃうことも知ってるから…ね？」
「ありがとう。困ったらすぐ電話するから。」
「うん。じゃまたね！」
ユニと別れ、部屋に戻った。
「ユニ…私、強くなんかないよ…」
我慢してた涙が一気に溢れ落ちる。
私には彼がいた。
大学からの知り合いで、付き合って2年半。
同い年だった私達は、そろそろ結婚する？なんて話も実は2人の間で出ていた。
でもそんな時、父から「韓国の会社で働いてみないか。お前の勉強してきた事が全ていかせる仕事だ」と言われた。
何も特技のない私だけど、語学の勉強は楽しかった。日本ではなかなかそれをいかす職業には出会えなかったけど、仕事にはやりがいを感じてて、彼ともうまく行ってて…
でも…その父の言葉が頭から離れず、ずっと胸を揺さぶってた。
やりたい…でも…今やらなくちゃ…でも…彼はどう言うかな。
引っかかっていたのは彼のこと。
いつまで韓国？いつまで続ける？年に何回会える？遠距離って？結婚は？
けれど、彼を信じて自分の気持ちを話してみた。
やってみたいと思ってる。
でも、離れるのが不安なんだと。
すると彼は、
私の人生なんだから、やってみなよ！応援する。
そう言ってくれた。
退職にあたって引継ぎをしたり、YGの担当者と電話での面接や書類のやりとり、韓国での部屋探しなど、渡韓1ヶ月前は本当にバタバタして彼とゆっくり話す時間が持てなかった。
やっと時間が作れたのは3日前。
待ち合わせのお店に着いて彼を見つけた瞬間…
ドクンッ…
何か…彼がいつもと違うってのがわかった。
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がほ(プロフ) - miiさん» こちらにまでコメント下さったんですね^ ^ジヨンのお話はお休みしてますが、好きは変わりません^ ^ (2021年9月25日 16時) (
レス) id: ae37c6ad61 (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - 好きー (2021年9月23日 9時) (レス) id: d47eb74ff4 (このIDを非表示/違反報告)
がほ(プロフ) - リンナさん» リンナさんこんにちは(^ ^)ヌナは韓国語で男の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。お姉さんって意味です(^ ^)オンニも出てきますが、これは女の子が年上の女の人を呼ぶ時に使います。どちらもお姉さんって意味なんですが、男女で呼び方が違うんです(^ ^) (2016年1月24日 11時) (レス) id: b9b3e3aa96 (このIDを非表示/違反報告)
リンナ - ヌナってドゥいういみですか？ (2016年1月24日 10時) (レス) id: 9cedcfc370 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：がほ
| 作成日時：2015年11月19日 9時
