冷たいあの子は雪の国の国王で…？ふぁいぶ！

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グリム「んで、どんだけうるさくなるか、2人で実演してやったんだゾ！お陰様で明け方まで大声で騒ぐことになっちまって、今日は寝不足なんだゾ…」





ジェイド、フロイド「「うわぁ…」」





デュース「だからグリムは今朝声がガラガラだったのか」





フロイド「それ…取引っていうかぁ、脅しじゃね？」





『脅しですね』





ジャック「卑怯には卑怯を…悪党には悪党を…ってことだな。」




うん…まぁ、そういうことです(違う)




エース「風の魔法も戻ってきたし、こっから一気に巻き返すぜ！」




デュース「いでよ、大釜！！」





ガシャンッ！！！





デュース「うん、出た」






グリム「ふなっ！？オレ様だけ、水の中だから火の魔法が戻ってるかどうか分かんないんだゾ！」





エース「まぁ、お前のショボイ魔法なんてなくても問題ないけどな。」





『コラコラ煽んないの』





隙あらば煽るんだからこの子は…←





ジェイド「戻りましょう、フロイド。彼らの頭のイソギンチャクが消えたということは……」





フロイド「うん、なんかヤな予感…」






グリム「やった！アイツら逃げてくんだゾ！」





『俺達も行こう。』





ジャック「この写真をアズールに叩きつけて完全勝利だ！」



















〜オクタヴィネル寮〜





アズール「そこのお前の雷の魔法！その隣の奴の運動能力！全部、全部僕によこせぇッ！！！」





「ひぃぃいッ！！！」





バタッ…





ラギー「アズールくん、皆からナニを吸ってんスか！？吸われたヤツらが次々と倒れていく…！」





レオナ「アイツのユニーク魔法…契約書を介さないと他人から全ての能力を吸い取っちまうようだな。契約書自体が魔法の効果を制御する役割を果たしてたんだろう。」





ラギー「えぇ！？怖すぎじゃないスか！！」





レオナ「あぁ、そんな禁術クラスの魔法…あっという間にブロットの許容量を超えるぞ」






『ここは…オクタヴィネル…だよな？』





レオナ「ハッ、やっとお出ましか」





『レオナ…？何して…』





レオナ「何って、お前らが契約書を砂にしろっつったんだろうが。」






いや言ったけどさ





『アズール先輩オバブロ寸前じゃん！？何してんの！？』





レオナ「俺はただお前らの言われた通りにしただけだ。」






ジェイド「アズール！貴方何をしてるんです！」

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