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ジャック「溜まってたオーダーは全部届けたぜ。」
『はぁ〜…疲れた…』
ジャック「嘘つくなよ、全然疲れてないだろ。」
『あ、バレた?』
フロイド「へぇ、やるじゃん。天使ちゃん達まだまだ余裕って感じ?」
ジェイド「では、皿洗いとフードの盛り付け、あとドリンク作りも担当していただきましょうか。」
『はぁ!?』
ジャック「む、無茶言うな!」
ジャック「ふう…やっと客足が落ち着いてきたな。」
フロイド「うんうん、かなりいい感じに捌けたじゃん♪手伝ってくれてありがとねぇ、天使ちゃんたち」
はぁ…さっきはああ言ったけど…ちょっと疲れたな…
バチパチ……
拍手の音が聞こえる。
『?』
アズール「あれだけの混雑を捌ききるとは、見事なヘルプです。」
「『アズール…!』」
アズール「大変お待たせ致しました。VIPルームの準備が出来ましたので、どうぞこちらへ。ジェイド、フロイド、お客様にお茶のご用意を。」
ジェイド、フロイド「「かしこまりました。」」
〜モストロ・ラウンジ VIPルーム〜
ジャック「なんだここ…本当に学校内か?でかい金庫があって…銀行みたいだ。」
ジャックの言う通り、手前にはソファとガラス製のテーブルがあって、その奥には大きな金庫が存在感を放っている。
アズール「さぁ、突っ立って入口を塞いでいないで。奥へどうぞ」
『あ…すみません…行こ、ジャック。』
どうぞソファに掛けてくださいと言われたので、ゆっくりと革製の高級感漂うソファに腰を沈める。
ジャックは俺の隣に、アズール先輩は俺と向かい合う形でそれぞれ腰掛けた。
ジェイド先輩とアズール先輩はアズール先輩の後ろに並んでいる。
アズール「それで?僕に相談というのは?」
『貴方達が下僕にしているイソギンチャク達の解放をお願いしたい。』
アズール「はっはっはっ…これはまた、突然横暴なことを仰いますね。」
これくらいで横暴だと…?横暴っていうのはなぁ、昔のリドル先輩みたいな事を言うんだよ!
あ、今リドル先輩のうぎぃ…って声が聞こえた気がしたけど気の所為だろう。
アズール「僕と契約した生徒…226人の解放ですって?」
『226人…!?』
ジャック「そんなに契約してやがったのか…」
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宇琉夜ハル(プロフ) - 25ページで誤字ってますよー! (2022年12月9日 1時) (レス) @page25 id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
レモン - もろこしさん» そうですよね…コメント欄での会話は基本ダメですよね。配慮が足りていなくて申し訳ないです。これから会話のような内容のものはやめていきますね。ご指摘、ありがとうございます。 (2022年8月23日 12時) (レス) id: 069557edb4 (このIDを非表示/違反報告)
ちるちる(プロフ) - 続きが楽しみです! (2022年8月22日 15時) (レス) @page22 id: ace1fac0f2 (このIDを非表示/違反報告)
花 - 和菓子の妖精さん» もろこしさんの言う通り、コメント欄での会話は基本禁止されています。まぁ、会話をしたくなるような気持ちは分からなくもないですが…極力会話は控えてくださいね。 (2022年8月21日 22時) (レス) @page21 id: 0f1b85dce0 (このIDを非表示/違反報告)
和菓子の妖精(プロフ) - もろこしさん» そうなんですか!?すみません!! (2022年8月16日 10時) (レス) @page16 id: 27040a03d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめだま | 作成日時:2022年8月5日 16時