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異世界は普通にありそうだな、魔法なんて存在しないし…
学園長「貴方達、ここに来る時に持っていたものなどは?身分証明になるような、魔導車免許証とか靴の片方とか………見るからに手ぶらですけど」
裕也は式典用の服を着ていて、俺は高専の制服だ ぽっけが無いと思っているのだろう。
しかし侮るなかれ、俺の制服にはぽっけがついているのだよ
ぽっけを漁っているとスマホ達が出てきた。
『スマホ…と、ハンカチちり紙なら』
学園長「スマホで知り合いに連絡は?」
『一寸待ってください………
………繋がりませんね』
希望消えたな、どうしよう…
学園長「ふむ、、困りましたね。
魔法の使えない者をこの学園に置いておく訳にはいかない、かといって保護者に連絡もつかない無一文の若者を外に放り出すのは教育者として非常に心が痛みます。
私優しいので
うーーーん……」
自分で優しいとか言う奴程信用ならないって決まってるんだよ、五条先生みたいにな
“僕優しいからさ(きゅるん)”
おえ、思い出しただけで吐き気が…
学園長「そうだ、学園内に今は使われていない建物があります。昔寮として使われていた建物なので、掃除すれば寝泊まりくらいは…
そこであれば、暫く宿として貸し出して差し上げましょう!
その間に、貴方達が元いた場所に帰れる方法を探るのです。」
なんか優しいな此奴
学園長「あ〜なんって優しいんでしょう私!教育者の鑑ですね!」
前言撤回
学園長「そうと決まれば善は急げです、寮へ向かいましょう!少し古いですが趣のある建物ですよ!」
裕也「この人に任せて大丈夫なのかな、、」
『でも任せるしかないだろ、、』
〜オンボロ寮〜
裕也「これは……」
『趣がありすぎる……』
学園長「そうでしょう〃、さあ中へどうぞ。」
そんな会話をしながら俺たちは寮の中へ入った
学園長「ここであれば、取り敢えず雨風は凌げるはずです。
私は少し知りたいことがあるので、ユウヤさんはゆっくりしていてください。」
『俺は、』
学園長「Aさんは一緒に来ていただけますか?」
嗚呼…はい
『裕也、行ってくる。』
裕也「行ってらっしゃい、、待ってるね、」
『ん、』
俺は学園長と一緒に量を出て、入学式があった部屋に連れていかれた。
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作者名:あめだま | 作成日時:2023年9月5日 17時