呪術師は魔法が蔓延る世界へと ____ 。 (ページ15)

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学園長「閉山して暫く経ちますし、魔法石がすべて掘り尽くされてる可能性も高い。」

デュース「退学を撤回して貰えるなら、何でもします！！」

学園長「……良いでしょう、では一晩だけ待ってさしあげます。明日の朝までに、魔法石を持って帰ってこられなければ君たちは退学です。」

デュース「はい！有難うございます！！」

赤髪「はぁぁ…しゃーねぇ、んじゃぱぱっと行って魔法石を持って帰ってきますか。」

学園長「ドワーフ鉱山までは鏡の間の扉(ゲート)を利用すれば直ぐに到着出来るでしょう。そして…

Aくん、すみませんが彼等について行ってもらえますか？」

『え、俺…？』

学園長「君は彼等と比べて、いい意味で大人っぽい。補助監督役をお願いしたいんです。

そして、何かあったら守ってやってください。」

赤髪「ちょ、オレらこんな魔力なしに守られるほどヤワじゃねーっすよ！！」

学園長「何か言いましたか？？？即刻退学にしてもいいんですよ？？？」

赤髪「…はい、」

ふ、ざまぁ

～鏡の間～

此処綺麗だよな、誰が掃除とかしてんだろ。

赤髪「あーあ、なんでこんなことになっちゃったかなぁ‪…ついてなさすぎ。」

デュース「ぶつぶつ言ってる時間はない、行くぞ！闇の鏡よ、僕達をドワーフ鉱山へ導きたまえ！！」

デュースがそう言った途端、闇の鏡が光り出す。

それに思わず目をつむれば足がふわりと浮く感覚

そして再び地面について光も収まった為目を開けば、そこはもうドワーフ鉱山の前だった。

デュース「ここがドワーフ鉱山、、一昔前は魔法石の採掘で栄えていたらしいが…、」

グリム「うぅ…、なんか出そうなんだゾ…」

赤髪「あ、奥の方に家がある。話聞きに行ってみようぜ。」

『あ、おい赤髪先いくな。』

すた〃と歩いていく赤髪を追いかける。

～こびとの小屋～

赤髪「お前、、オレはエース！エース・トラッポラ！！覚えろよな。」

『自己紹介もしてねぇのに覚えられるかよ、お前だって俺の名前覚えてないくせに。』

エース「ぐぬ、、で？お前の名前はなんなの、」

『A・カグラ、覚えとけエース』

エース「おっけ、Aね。どーぞヨロシク。」

裕也「はぁ、はぁ、、ねぇちょっと二人とも、先に行かないでよ…」

「『あ』」