2話 ページ4
『ヒュウウウ…
全集中、幻の呼吸…壱ノ型、精霊の舞』
「そんな短刀で斬れるかよォ!!!」
そう言って薬研を持ち、斬る…と
ごろりと地面に二つの頸が転がった。
『…』
斬れた…鬼に勝てた…
凄いよ薬研、、!
《嗚呼、教えた事直ぐにできるとは…流石大将だな。》
えへへ…
「うわァァァァ!!!」
茂みの中から逃げてきた人が…
『どうしたんですか…?』
「お、鬼が!あんな強い鬼が居るなんて聞いてない!!」
…ここの人達、鬼を倒す組織に入るためにここに来たんじゃないの?
《否、そうだが…何故だろうな…》
『落ち着いて…』
「落ち着いてなんていられるか!一刻も早く逃げないと…彼奴も直ぐにやられるっ!そしたら今度は俺が狙われるかも…っ!!」
彼奴もってことは…人が居たのに逃げたってこと…?
最低…
『どっちにいました?』
「あっち!あっちだ!!!」
『…ありがとうございます。』
俺は走った。
次に俺が見た光景は…
額に傷の出来た少年の後ろから鬼の手が迫ってるところだった。
ピンチじゃん…、
ザンッ
と手を斬る。
竈門「!?
駄目だ!逃げろ!!」
「お前…っお前はぁっ…!!」
『久しぶりだな、手鬼さん』
此奴はそう、狐の面を被った少年少女を救けた時に会った鬼さん。
「お前のせいでっ!!!お前のせいで鱗滝の餓鬼を逃したじゃないかぁぁあッ!!!」
竈門「ど、どういう意味だ!?」
「此奴はなぁ!!一度ここで出会ったんだよ、幻の呼吸とかいう変な呼吸で鱗滝の餓鬼を殺し損ねた!!!今ものうのうと生きてるかもしれない!!どうしてくれるんだ!!?」
『知らないよそんな事、生きていれば万々歳じゃないか。
そこの人』
竈門「はっ、はい!!」
『名前は?』
竈門「竈門炭治郎です!」
『俺が引きつけるから、その間に斬って』
竈門「でも…」
『大丈夫、俺を信じて』
竈門「…分かりました、信じます!」
『…じゃあ、行くよ』
俺は炭治郎の行先にある手を次々に斬り落としていく
そして…
竈門「ヒュウウウ…水の呼吸、壱ノ型、水面斬り!!」
ザンッ
ごろりと地面に頸が転がった。
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乃愛(プロフ) - 鬼も鬼殺隊の人たちも大好きなので氏なないでほしいです、 (2023年3月18日 12時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
Miyuyu(プロフ) - 男主&愛され主は私の大好物です👍続きを長らくお待ち申し上げます🙏 (2023年3月18日 12時) (レス) @page6 id: 520e0fc265 (このIDを非表示/違反報告)
乃愛(プロフ) - 夢主愛され&逆ハー大好きなので嬉しいです!あとあんまり男主の、愛され&逆ハーないのでほんとに嬉しいです!誰にも氏んでほしくないですよね…無理せずに頑張ってくださいね! (2023年3月17日 19時) (レス) id: fdc1778b4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あめだま | 作成日時:2023年3月17日 19時