2話 ページ4
レイ「……目の前で
…だからカウンセリングに連れてこられた…」
“今後どうしたいですか？”
レイ「Aとここから出たい…お父さんとお母さんに会いたい…」
『レイ…』
…嗚呼、いいなぁ…
『…俺も、レイと一緒にここから出たい。そして、元いた場所に帰りたい。』
“───記入完了
プレイスタート用のカードキーを配布します”
レイ「…これを使えばここから出られるかな？」
『…多分？』
来た道を戻って鍵がかかっている柵にカードキーを通した。
レイ「このエレベーター…上の階へのボタンしかない…？」
『…本当だ』
レイ「おかしい…私がいたのはこんな地下じゃない。」
その時
キーンコーンカーン
《───最下層の彼等はいけにけとなりました。
──みなさま各フロアにてご準備を
──ここから先はプレイエリア
──ゲートが開かれます》
キーンコーンカーン…
その放送と同時にゴウンッとエレベーターが開いた。
『いけにえ…？』
レイ「今の放送…なんのこと…？」
『……行くしかないか』
俺とレイはエレベーターに乗った。
ゴウン…
ゴウン…
ガタンッ
レイ「エレベーター止まっちゃった…」
『B6…？』
レイ「…ここ、建物の中…？変な感じ…」
確かに…道路みたいな…本当に建物の中なのか？
マジカルホイールの1台でも走ってそう…
レイ「とにかく出口を探さないと…」
『うん…』
カラン…
『！』
俺はバッ、と振り返る
誰もいない…
レイ「一体私なんでこんな所に…
新聞…？」
『…本当だ…えっと…』
───××年××月××日、××州××の道路で男性の遺体が発見された
切り傷からこの町を騒がしている連続殺人鬼のしわざと見られる
事件が起こったのは「明日新車が届く」と嬉しそうに同僚に語っていた翌日である
『嬉しそうにしたら殺される…？』
レイ「殺人事件の記事か…気味が悪い…早くこんなところ出たい」
『…俺も』
その後もレイと一緒にエレベーターを探していると…
『！』
血…それと…食べかけのスナック菓子…
レイ「誰か怪我したのかな…」
『…うん』
この血の量で怪我はおかしいだろ…
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違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まりん - ツイステの方の話も好きだけど殺戮の天使とのコラボ最高です！出会ってすぐのレイチェルを庇うのも夢主くんぽくて凄い好きです！これからも無理しないで更新してください！ (2023年1月4日 13時) (
レス) @page9 id: 5d61bcc539 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - 新鮮な神作がやったー!!てか毒飲まされたのに友人で答えるの主人公優しすぎて涙出る……無理のない程度に更新頑張ってください！応援してます！(ところで、フ ラグの項目はお忘れではありませんか？ご確認をお願いします(・ω・｀)) (2022年12月7日 16時) (レス) @page3 id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あめだま | 作成日時：2022年12月6日 18時
