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ゆうくん、いやだったのかな…。
手を洗って戻ってきてもごめんって浮かない顔。
夏恋「ごめんなさい。いやでしたか?」
真田「違うの!夏恋が謝ることは何にもない!
俺だってこんな…恥ずかしいし…なんか…!」
夏恋「どんなゆうくんでも好きです。
私の方がはずかしいもん!」
真田「ありがとう…夏恋。」
夏恋「ごめんね。ちゃんとできなくて。」
真田「ゆっくりでいいじゃん。
でもねー、今日は…ぐふふ…かわいかった。」
夏恋「ゆうくん、好き。」
真田「俺も。」
それから少し寝たら、お昼過ぎてる…。
真田「夏恋。支度できたら送っていく。」
夏恋「いつもごめんね。」
真田「いいよ。ドライブ。
家で夏恋ちゃんと帰ったかなって心配してるより送っていった方がいいよ。」
途中でランチして家路につく。
私の家の近くの公園で少し止まって話すのが
私たちの定番になっている。
真田「そろそろ行こっか。」
夏恋「ここでいいのに。」
真田「暗くなったから家の前まで行くよ。」
夏恋「ごめんね。お願いします。」
家まで車で2分。家の前に行くとお父さんが車に乗ろうとしてる。
お父さんがガレージで周りを見渡してるときに目が合った…。
夏恋「お父さんだ…」
真田「えっ!」
真田さんがとっさに頭を下げる。
真田「夏恋、挨拶しに行かないと」
真田さんがシートベルトを外して外に出るから私もついて行く。
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作者名:R-りんご | 作成日時:2018年9月28日 8時