125 真田side ページ25
夏恋「ゆうくんは私のこと、彼女だと思ってくれてる?」
真田「当たり前じゃん。」
夏恋「私、すごく自信ない。私はすごくゆうくんのことが好きだけど、ゆうくんはそうじゃない。
どうしたら好きななってもらえるんだろうって
いつも考えてるけど、空回りしてる。
私、めんどくさい?
ゆうくんが触れてくれたらもっと親密になれるかなとか、えっちしたら、一つになれるかなって思うけど、
私、なんも経験ないから、そんな生意気なこと言えないし、
はじめてだから、ビックリして、怖くて、
ちゃんとできなくて泣いちゃうかもしれない。
泣いたらめんどくさいって思われるのかな…。
ぺったんこだから、がっかりさせちゃうし…。
やっぱり、私、めんどくさくて重いね。」
夏恋が泣きながら早口でしゃべる。
俺の無駄な大事にしたいって気持ちと
夏恋に嫌われたくないっていう気持ちが
夏恋のことを傷つけてこんなことを言わせてる…。
真田「夏恋…。俺、夏恋のことがすごく好きだよ。
伝わってないかな…。
夏恋のこと、かわいくて仕方ないし、なんで俺のことをこんなに好きでいてくれるんだろう、
いつか幻滅されないかなって心配してる…。
俺の方がそうゆうことしたいと思ってるし!
でも、夏恋のことを大事にしたい、嫌われたくないって思ったら、なかなか踏み出せないんだ。」
夏恋「私、ゆうくんのこと、絶対嫌いにならないもん。」
真田「一応、クリスマスとか、旅行にいったときとか、誕生日とか、特別な日がいいかなって…。」
夏恋「そんなに待てない!
私、誕生日7月だし、
クリスマスだって1ヶ月以上あるし、
旅行だって、いつになるかわかんないじゃん。
ゆうくん、意外とロマンチックなんだね。」
真田「悪いかよ。ダメだった?」
夏恋「ゆうくん、誕生日いつ?」
真田「11月21日」
夏恋「え!もうすぐじゃん!どうしよう…。
何がほしい?」
真田「夏恋がいたら、何もいらないよ。」
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作者名:R-りんご | 作成日時:2018年9月28日 8時