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「あのさ、Aの親に会いたい。」
『えっ!でも、危ないよ!!』
もしも勇人が暴力を受けたら、
野球が出来なくなったら、を考えると不安しかない。
「大丈夫。何かあったとしてもAのせいにもしない。それに、俺にしか話せないで辛い思いしてた奴のこと放っておけない。」
こんなに私の事心配してくれる人今までいなかった。
相談してなかったこともあるけど、相談できる環境じゃなかった。
助けて貰っていいのかな?
色んなことを考えていると、自然と涙が出てきた。
ポタッ ポタッ
涙か床に落ちる。
「……。俺に任せてもらってもいい?」
『…うん。ありがとう。』
そう答えると勇人は、
「OK!!じゃあ練習終わったら行こう!!」
………。え?
『????』
「?どうした?」
『今日来るの?!』
「うん。だって今日じゃないと、もう夏の大会近いし練習漬けで行けないから。」
『えっと…』
どうしよう
「よし!!そうと決まれば、これから練習だから終わったら迎えに行くな!!じゃあな」
えっ…。えぇぇぇぇ!!
『私なんか言ったけ?』
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作者名:梨香 | 作成日時:2020年5月20日 1時