2,白髪包帯野郎 ページ3
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まぁバケモノ騒動があってから数日たった日
私はやべぇ奴に絡まれていた。
?「君、天波海桜ちゃんだよね?ヒトクシケイ決まったんだけどどうする?」
「一串刑ってなんですか?」
?「完全秘匿で死刑執行。お分かり?」
「あぁ。はい。何言ってるんですか?」
死刑執行?私何もしてねぇよ?普通のJKだわクソが。いや。花寧か?
私は私の中に眠っている花寧から呪術界のことについて聞いていた。
「呪術界の人?」
?「お、正解〜もしかして知ってる感じ?」
「花寧から聞きました」
?「花寧って【花寧黎】?君が飲み込んじゃったやつ」
「はい。花寧のこと知ってるんですか?」
?「うん。ちょっと花寧黎と変わってくれる?」
「まぁ、別にいいですけど、場所かえてもいいですか?」
ここは人も通る公園である。花寧を見られたら騒ぎになるだろう。ただでさえ白髪包帯野郎とJkが喋っているだけで目立つのに
?「じゃあ目を閉じててくれる?そのまま花寧黎に変わっていいから」
そう言われたので私は深く考えず目を閉じて花寧に体を委ねた。
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NO SIDE
海桜が目を閉じたと同時に五条悟が高専に場所を移動させる。そして体には角と鋭い爪が生え妖しげに光る赤い瞳になる。
『なんのようじゃ。妾の海桜を死刑?ほざけ』
?「僕じゃないんだよ〜上の腐ったミカン共が言ってくるんだよ〜特級過呪怨霊【折本里香】の現場に残ってた残穢が花寧黎と一致してね〜調べてみたらって話」
『名を名乗れ。五条の小童が』
五条「五条悟。女って怖いね。里香と言い君といい」
『ほぅ…』
そのまま花寧は五条に顔を近づける。
『六眼に無下限か。なるほどな。妾相手に一人に来るわけだ』
五条「あっはは〜さすが。でも僕は海桜に危害を加えるつもりで来たわけじゃないんだよね。海桜を保護させてほしい」
『妾がそれを了承するとでも?』
五条「君が決めることじゃないだろう?」
『チッ。本当、五条のやつは嫌な奴ばかりじゃな。でも仕方あるまい。海桜がバレたならこれから危険に合うこともあるのだろう。ここにいたほうがマシじゃ』
五条「さすが分かってるぅ〜じゃ、海桜と変わって?」
花寧は嫌そーな顔をしながらも海桜に身体を渡した。
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作者名:都紀 | 作成日時:2023年2月5日 18時