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着信音が部屋に鳴り響いた



すごくびっくりした





《ちょっと〜、窓の外見てよ》




電話は凛月からだった


外…?私は困惑しながら窓から覗いた






そこに居たのは、今通話している凛月と




Knightsのみんなだった







『え、失礼だけどなんでいるの?凛月は分からなくもないけど…』




《あらあら、Aちゃんのためよ♪》





嵐くんに聞こえてたみたい。あはは。





《それより、早く制服に着替えてよねぇ?》





『制服、ですか?』





《そう。俺とレオくんは卒業したのに制服着てるの気にならないの?》





『そういえばそうでしたね。なんか実感わかなくて…』





《何それ、ちょーうざいんだけど?》




泉さんは笑いながら言ったと思う


怒ってる訳じゃなくて呆れて笑ってるような感じに





《ほら、Aは早く着替えてくるんだな!》



あ、そうだった


私は今着替えますと伝えて、急いで準備した




_____________________



『お待たせしましたッ




えっと、Knightsの皆さんが何故ここに?』





単純に気になったのだ


どこかへ行くのだろうか







「それは、我々がKnightsだからです。騎士たるもの、学

院までとしてもお姉様を守るのは当然です」




『凛月』



「学校行くから。俺たちはAのお迎え係って訳」





なるほど....


あ、司くんが嫌いなわけじゃないよ。ただ、Knightsだからってどういうことか分からなかったけど


ボディーガードってことなのね





『なんで学校に行くんですか?』




もしやプロデュースして欲しいユニットがあるとか?





「それは今知ると面白くないわよ?」



は、はぁ。そうなのか。


面白みが欲しいわけじゃないけど学校に行ってからってことだと思うから


私はそれ以上聞かないで向かった








_______________



『生徒会室?』



Knightsについて行った先は生徒会室。


近寄り難い雰囲気の部屋なのに何故か入りたいって思えた


誰もいないからかな?





「さ、入りなさい」




『え、私から?嵐くん怖いよ、?』




「怖いことなんて何も無いよ」




『凛月まで.......わかった。』




私は覚悟を決めて生徒会室の扉を開いた







『失礼します。

_真緒!?』




「おう、久しぶりだな」




生徒会室の中央にある、生徒会長の席に

真緒は座っていた




その席は英智先輩ことは違う椅子で


あまり生徒会感が無かった

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作者名:カレー味のもやし | 作成日時:2022年3月10日 0時

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