短編 マカロニ兄弟 ページ24
六時間目の終わりのチャイムが教室に響く
今日は金曜日だからか嬉しそうにそわそわしている生徒も多い
中でもAにとっては神の救いのようなチャイムだ
Aは、世間でいう陽キャ・一軍の女子にいじめられている。
なんとも悪質で先生が気づきにくいいじめ方をする
性格が根っから腐っているようだ。
理由はこれしかないだろう、友達であるイタリアとロマーノだ。
あの二人はイケメンだし女の子に優しいし、料理だってできる。
理想の彼氏は?と問われると、どんな女子でもあの二人が頭に浮かぶだろう。
そんな二人と仲が良いAに嫉妬している、これしかない
そしてつい先日その二人にもいじめられていることがばれてしまった。
「今日迎えにいくから!それまでがんばってね!ね!」
と今朝伝えられた。今着いてるとは思わないがダメ元で校門まで向かう
学校から出るのにも一苦労だったが今日はそうではない。
おかしい、と思いつつも校門に向かっているとざわざわ声が聞こえる
「うおっ何あのかっけー車!」
「きゃあああ!めっちゃあの二人イケメン!」
車、二人のイケメン
あの二人しかいないじゃねーか!、と心の中でツッコミしてなんとか外へ出ようとする
だが何かにつまづいて転んでしまう。
何か反応したらダメだということがわかっているので、表情も変えずに立ち上がろうとする。
「はぁ?何なの毎回毎回つまんない」
「自分は強いよアピール?うざ」
いじめの加害者側の人達だ。
(こんな大勢の前でやるなんてあほらし)
Aは呆れながらもスカートにかかった土をはらう
「え!Aちゃん!?」
「大丈夫かよコノヤロー!」
特徴的なアホ毛がついたスラッとした男性
「イタリア……ロマーノ……」
「早く帰ろ?帰ったら夕飯すぐ作っちゃうし」
「車そこにあるから10分もかからず帰れるぞ」
とロマーノにエスコートされて後ろの席に座らされる
続けてイタリアが運転席に座ってシートベルトを閉めた
「俺らのこと好きなのはありがてーが、性格がねじまがった奴は嫌いだ」
べー、と舌を出し反発する
「ちょ、火に油注ぐ気?」
「またなんかあったら学校変えろチギー」
ロマーノがシートベルトを閉めたことを確認し車は家に向かった
「ヤバイな、めっちゃかっこよかった」
「Aちゃんお姫様みたいだったねー!」
「てかあいつら生きてけないな。大勢の前で披露しちゃて」
ーー
こんな終わりかたで良いのか そして文字数ェ
キャラそっくりの人形を抱きしめて寝ていたら【枢軸】*→←フワフワ純白のドレスを着てみた【連合】*
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つき - リクエストお願いします、抜錨を歌ってみたでお願いします(アナザーでもなんでも似合うと思います)よろしくお願いします! (2022年7月24日 8時) (レス) id: c56d0b069e (このIDを非表示/違反報告)
名無し84027号(プロフ) - 凄く面白かったです!とてもきゅんきゅんしました!リクエストってできますか?もし、リクエストがokなら、「92達と喧嘩した次の日気まずくて92達を避けてみた」とリクエストしたいです! (2021年12月25日 0時) (レス) id: 7e5f8e274c (このIDを非表示/違反報告)
ミィ - 綾葉メグさん» 反応集ですが喜んでくれてよかったです!ありがとうございます。投稿の励みになります。 (2021年4月11日 21時) (レス) id: 35b04c9d54 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - ヘタリアの夢小説書いてくれる人がいて感激!!続き楽しみにしてます! (2021年4月3日 14時) (レス) id: fdd8254742 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ(プロフ) - ありがとうございますぅ!!!!!!!!!!!!!!! この四人大好きなので、今後も頼むかもしれませんが、よろしくお願いしますっ! (2021年1月25日 22時) (レス) id: 61d5d81753 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ミィ | 作成日時:2019年11月1日 19時