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オバブロするまで13 ページ13

エースside



最初にあった時から気に食わない。



監督生を見る度、少しビクッとして、弱々しくなる。





正直言うと、俺は一目惚れをしたのだ。


Aさんに。




俺達と話す時だって、ビクビクして、無理に笑って。


気に食わない。





この前、ラギー先輩と、喋ってるのをデュースと見た。



笑ってた。






儚く綺麗で、だけど元気な、






そんな笑い方をしてた。






俺達と話す時と全く違う。







それも気に食わない。








デュース「あれ?Aさん?」




え、いるの?






A「おはよう、エースくん、デュースくん。どうしたの?」




『いや、呼んだだけっす!!!』





A「いや、は?」





デュース「おい、違うだろ。


……Aさん、前見た時より疲れた顔してますよ?ほら、目元、赤い。」







そう言ってデュースは目配せをしてきた。








知ってるわ、そんなん






見たら。






デュースがAさんの目を触ろうとすると、









何がを恐れるような目をして、





A「や、やめて!!」





ビク






ビックリした。





あんな大きな声出せるんだ。






A「あ、ごめんなさい、えっと、そろそろ行かなきゃ、ごめん、」





いや、行かないで欲しい、





パシ





そう思った俺は、言葉より体が動いていた。




『Aさん、どこ行くんすか?』





A「…植物園。」





『ふーん。




……そこには、監督生も居ますよ。』






そう言うと、






ピク






怯えてる。





監督生に。





何を?





何が?




何がそんなに怖いんだ?





A「何がいいたいのか分からないな、」




ほら、





またそうやって、









薄っぺらい笑顔の裏に隠れた、悲しい顔して。







『監督生「もうやめてよ!!」え、』








「私の手のひらで踊れ、



……Shall we dance?」




デュース「エース!!」




「…もう私の前で監督生の話しないでね。」





エース「……はい、分かりました、Aさん、」




なんで、




だろう、






Aさんのユニーク魔法?






聞いた感じがしない。






なんで、だろうか。





でも、Aさんの前で、監督生の話をしては行けない気がする。









あぁ、俺は、









Aさんに依存してる。

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推しが尊い - ヴィル様最高好きです兄弟にしたい((( (5月3日 22時) (レス) @page23 id: 653187292b (このIDを非表示/違反報告)
ゆー - 学年1位…?リドルぅぅぅ!!!!! (2021年8月22日 16時) (レス) id: 7bfda9e817 (このIDを非表示/違反報告)
hiryobi797(プロフ) - 私もなろくん好きです! (2021年2月12日 16時) (レス) id: 0969589378 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 作者さんと好きなこと全部一緒や…運命ですね(?) (2020年9月6日 14時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - 確かに監督生ZA☆KO☆GAと思いましたw (2020年9月4日 22時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なろ@沙綾のパン生地 | 作成日時:2020年8月22日 15時

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