仕事5 ページ8
『、太宰さんっ、酔いすぎですよ、帰るって
言ってるじゃ無いですか!!』
拳を入れるもかわされる
私は放り込む時に手を掴まれ一緒に部屋に引き摺り込まれた
酔っているからなのかいつもより力の加減を知らない
太宰さんののらりくらりしている
普段とは想像もつかないほど力が強かった
太「泊まっていきなと私はちゃんと言っただろう?」
『太宰さんやめてっ』
太「そんなに可愛い顔で名前を呼ばれると
くるものがあるよね」
『家に帰ってドラマ見るんですっ!』
太「…君は私が嫌いかい?」
『…どうしてですか?』
太「うざがられてる気がしてね、私も人間だ
こんな夜もあるのだよ」
酔っているとはいえこんなに弱いところを
見せる太宰さんは初めてだ
うまくかわせない
これはいつものあほの太宰さんだと言い聞かせる
『…嫌いな人のお守りなんてしないですよ
でもこれとそれは別です。帰らせてください』
本心を端的にいったつもりだ
これでダメならむしろ今日から嫌いになる
太「そうかい!なら良かったよ!ではではいい夜を〜!」
は?
太「本当は酔ってなどいなかったのだけれど…
良いことが聞けたし有意義な時間だった!」
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2007(プロフ) - 村人Cさん» ありがとうございます! (2023年1月28日 21時) (レス) @page10 id: 1d7ba59c9b (このIDを非表示/違反報告)
村人C - すごく好きです!! (2023年1月25日 22時) (レス) @page2 id: 2775a28299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:2007 | 作成日時:2022年12月31日 11時