５話 ルール ページ6
A・スコットside
エマ「ゲームはサバイバーとハンターに分かれて始めるの！
サバイバーはハンターに捕まらないように逃げながら暗号機を五台解読するの！
ハンターに見つかったらチェイスが始まるの！
簡単に言えば鬼ごっこするの！サバイバーは板や窓を使ってハンターから逃げるの！
暗号機はマップに何個かあって、解読に失敗したり、解読が終わるとハンターに通知が行くの！
暗号解読が全て終わったらゲートが開けれるようになるの！
ゲートを開けて脱出したら生存！でもハンターに捕まってロケットチェアで飛んだら退場なの！
救助は行けるの！サバイバーは三人以上逃げたら勝ちなの！」
庭師が口早にルール説明をしていた
内容はまあ予想していたもので、、、
エマ「A君は今回のゲーム外在特質が決まるの！」
外在特質はあの、みんながそれぞれ思っているスキルか
リッパー「私共ハンターは様々な特質を使ってサバイバーを追いかけますから、
簡単に脱出させはしませんよ♪」
リッパーが薄気味悪い笑顔を浮かべた
俺は小声で言った
『問題ない。全てわかっている』
４人ともきょとんとした
そのままゲームは始まった
マップは赤の教会
俺は黄色に光っている暗号機に走った
解読を始めると、タッタッタッと走る音が聞こえて、青い影で庭師の影が見えた
エマ「あ！ディオ君！一緒に解読するなの！」
庭師が俺の横について解読を始めた
ガチャガチャ、、、ピー、カタカタ、ガチャガチャ、ピーピー、、、
耳につく解読の音
うるさい
俺は集中ができなかった
と、バチッ！と火花が出た
調整失敗だ
同時に、今度はサバイバーとは違う足音が聞こえてきた
赤い影で見えたのはリッパーだ
エマ「逃げるの！」
庭師と別れ、俺はリッパーと対峙した
リッパー「おやおや、こんなにも早くにあたるとは、、、はじめましょうか」
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