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るぅりーぬの休日 ページ43

莉犬side


無事、るぅとくんとの合同任務が終わり、
朝まで過ごした藤の花の家紋の家を出た。


夜中に押しかけたにも関わらず、凄く優しくしてくれたな〜

夜食とか、お風呂とか!



隣を歩くるぅとくんも満足気な表情だ。



る「そういえば、僕は今日お休みなんだけど、
莉犬は?」


『俺も今日はお休みだよ!』



まだ入隊してすぐと言うこともあってか、
任務の次の日は必ずお休みなんだ〜

凄いホワイト企業だよねw

まぁ、仕事は命懸けだけど…



る「それじゃあ、この先に町があるそうなんで、そこでお茶でもしません?」


『! するする〜!!』


る「ふふっ
目、キラキラしてるねw」


『え、今俺バカにされた?』


る「僕じゃないよ?」


『るぅとくん…?』




.




そして、しばらく歩き見えてきたのは…



『うわぁ!
海だ〜!』



賑やかな町とその奥に広がる海だった

途中から潮の香りするから、もしかしたらとは
思ってたけど…



る「ここは昔からの港町で、ここ最近では
外国の文化が入ってきた事で“ハイカラな街”
として人気らしいよ。

まぁ、全部るぅ太から聞いたことなんですけどねw」



へぇ〜、そうなんだ〜



る「とりあえず、行ってみましょうか。」


『うん!』











『人、すごいね〜』



山の上から見た時から、何となく予想はしてたけど、その想像以上に人が多い

人に流されかけ、足がフラフラとする



る「流石、今話題の町ですね〜」


一方のるぅとくんは体格がしっかりして
いるからか、俺ほどフラフラはしていない。



『わぁ!』


ついに、人の流れに負け、ほかの方向に
流されてしまった

るぅとくん…!


反射的に右手を伸ばす


その瞬間、グイッとどこかに引き寄せられた



『ぅえい?!』


る「もう…

危ないなぁ〜
ほら、手繋ぎますよ〜?」



引き寄せられたのはなんと、るぅとくんの
胸の中


るぅとくんも焦ったのか、心臓がドクドク
大きく音をたてている


掴まれた右手はいつも間にか繋がれていた

あれ?
俺、子供だと思われてる?w



『ねぇ、俺子供じゃないんだけど〜!w』


る「さっき、居なくなりそうになったのは、
どこの誰ですか?」



ウッ
今、俺の心にグサッときたよ…

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たこ天(プロフ) - りれるさん» こちらこそ、素敵なリクエストありがとうございました!イラストの方も本当にありがとうございます…!続編にて公開させていただきますね。 (2021年4月4日 22時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)
りれる(プロフ) - ありがとうございます!とっても面白かったです!これからも頑張ってください! (2021年4月4日 22時) (レス) id: 03af8dc197 (このIDを非表示/違反報告)
たこ天(プロフ) - はい、「ふふ、この程度なのですか?つまらないですねぇ…」とか言いながら、平然と人を蹴っていそうな彼です!w (2021年4月4日 21時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)
きーねちゃん@隠れ家(プロフ) - たこ天さん» あっちの…山を愛する会に入ってる…笑顔で人〇しそうな方ですよね? (2021年4月4日 21時) (レス) id: f61e1ae994 (このIDを非表示/違反報告)
たこ天(プロフ) - きーねちゃん@隠れ家さん» そうです、そうですw ジェの方のキノコ愛好家の人ですw (2021年4月4日 21時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこ天 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年7月23日 17時

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