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なーくんside


赤、黄、水色、ピンク、橙、紫……

6つの光が遠くで光っている。


あと見えるのは、無限に広がる闇のみ。


なんだろう、どこか懐かしい気がする。



光の方へと歩みだした刹那、穴に落ちる様な
感覚に見舞われる。













『んぅ………』


目を開けると、木造の建物。


どこかの家の中、かな…



ガラガラと音がなり、戸が開く。



「あ、起きてたのか!
今、鱗滝さんを呼んでくるな!」


……誰?

あれ?


そもそも、俺は誰……?(・・・・・)


開きっぱなしのドアを方を見ていれば、
足音と共にさっきの男の子と、天狗の面を
被った60代ぐらいの男性が来た。



?「…起きたか。」



『は、はい!』



少し圧を感じる声に緊張し声が震える。



?「儂は、鱗滝左近次と言う。

お前の名はなんだ。
家には帰れるか…?」



『えっと俺の名前は……』


名前を思い出そうとしか瞬間、酷い頭痛が起きる


『痛っ……!』


鱗滝さんも俺の様子を見て、察したのか、


鱗「無理に思い出さんでもいい。

にしても困ったな…」


ここに置いておく訳にもいかないしな……
という呟きに疑問をだく。


俺が疑問に思ってることに気づいたのか、
男の子が答えてくれる。


「俺の名前は竈門炭治郎だ!


…君は、()を知っているかい?」


鬼…?

おとぎ話に出てくるような…?


「知らない人が多いと思うんだけど、実は鬼は実在するんだ。

人肉を喰う、人喰い鬼が。

それを滅するためにあるのが「鬼殺隊」
という隊なんだ。



鱗滝さんはその鬼殺隊の隊員を育てる、
育手、なんだ。」


なるほど…


嘘の可能性もあるけど、この子…炭治郎くんが
嘘をついてるようには見えないし。



つまり、鬼殺隊員になる人以外は受け付けない
ってわけね。



それなら……


『それなら俺は、鬼殺隊員になります。』



鱗「ここに居たい、なんて軽い気持ちで
言っているのか?


命懸けなんだぞ。

鬼殺の仕事を甘く見るな……!」


鱗滝さんは俺を脅すように言っているが、
その目には何かを怖がっているような光がある


『……きっと、その鬼のせいで苦しい、
辛い思いをしてる人が沢山居るんだと思います。

なら、記憶のない俺だけど、それでも
誰かのためになりたいんです……!』


鱗「……わかった。」

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たこ天(プロフ) - りれるさん» こちらこそ、素敵なリクエストありがとうございました!イラストの方も本当にありがとうございます…!続編にて公開させていただきますね。 (2021年4月4日 22時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)
りれる(プロフ) - ありがとうございます!とっても面白かったです!これからも頑張ってください! (2021年4月4日 22時) (レス) id: 03af8dc197 (このIDを非表示/違反報告)
たこ天(プロフ) - はい、「ふふ、この程度なのですか?つまらないですねぇ…」とか言いながら、平然と人を蹴っていそうな彼です!w (2021年4月4日 21時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)
きーねちゃん@隠れ家(プロフ) - たこ天さん» あっちの…山を愛する会に入ってる…笑顔で人〇しそうな方ですよね? (2021年4月4日 21時) (レス) id: f61e1ae994 (このIDを非表示/違反報告)
たこ天(プロフ) - きーねちゃん@隠れ家さん» そうです、そうですw ジェの方のキノコ愛好家の人ですw (2021年4月4日 21時) (レス) id: 840ba59247 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たこ天 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年7月23日 17時

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