stpr長編集！【BL】

猫になった君【黄青】 ページ10

ころんside
部屋から眩しい光が入ってきて

重たい目を開ける

こ｢っっ！！おき…るかぁ！｣
手を上に伸ばすとふわふわしたものが

こ｢？｣
気のせいだと思い洗面所に向かう

蛇口を捻ると水が出てくる
こ｢ﾋﾞｸｯ｣

あれ…なんで水怖いんだろ…
視線を鏡に向けると……
こ｢！？｣

耳と尻尾が生えていた
こ｢え……｣

頭がパニックになる
まって、なんで！？

こ｢誰かに電話…！｣



僕はとっさにるぅとくんに電話をした

る｢はい…るぅとです…｣
やべ、起こしちゃったかな……？

こ｢……るぅとくん、どうしよ(´；ω；｀)｣

る｢どうしたんですか……？｣

こ｢耳とかしっぽとかはえちゃった……(´；ω；｀)｣

る｢……はい？｣

こ｢〜〜〜！！とにかく来てよ！！｣
ﾌﾞﾁ

僕はパニクってるあまりに思いっきり切ってしまった

怒ったかな(´；ω；｀)


そわそわ、そわそわ待ち続けること15分……

るぅとくん大丈夫かな……
もしかしてドッキリだと思った！？(´；ω；｀)

僕はさとみくんやなーくんやと電話をしようとする
すると……

ピンポンピンポーン
とインターホンの連打

僕は急いで玄関へ向かう

ドアを開けた瞬間バンッと音が鳴る

る｢ころちゃっﾊｱﾊｧ｣
そこには息切れしたるぅとくんがいた


こ｢……るぅとくん｣


るぅとside

ころちゃんが勢いよく電話を切った
何か大変なことがあったんですかね……

る｢急がないとっ……！｣
僕は財布とスマホだけ持って家を出た


走ったため結構時間がかかってしまった、
ころちゃん大丈夫かな……
僕は急いでインターホンを鳴らす


ｷｨｨｨとドアが開く
僕は勢いよくドアを開けた

そこには……
ぶかぶかのパーカー1枚だけしか着てないころちゃんがいた

る｢〜〜〜〜///｣

こ｢るぅとくん？どうしたの？｣
今の僕の顔は、真っ赤っかだろう……

る｢とりあえず中に入りますね？｣

こ｢う、うん…｣

僕は強制的にころちゃんの家へ入った
だって誰かに見られたらころちゃんが可哀想ですし…


る｢じゃあ、僕の質問に答えてくださいね？｣

こ｢ｺｸﾘ｣

る｢なんでそんな格好なんですか？｣

こ｢尻尾が邪魔だったし…
今から来るのはるぅとくんだからいいかなって……｣

る｢モニターは確認しましたか？｣

こ｢あ、してない…｣

る｢はぁ……｣
やっぱり、不用心ですね……



これだからころちゃんは……！！( ˘•ω•˘ )

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