ディアソムニア寮の女子生徒

祝福が42個 ページ44

だが寮に着いたその瞬間


リ「『オフ・ウィズ・ユア・ヘッド』！！」


勝負がついた瞬間だった


エ「ぐ……っ、くっそぉ、！
魔法を具現化するヒマもなしかよ！」


デュ「ここまで手も足も出ないんなんて……」


ユ「は、速い！」


ディ「魔法の強さはイマジネーションの強さ
魔法の効果を正確に思い描く力が強いほど正確性も強さも増す
ローズハートくんはますます魔法に磨きがかかっていますね」


グ「ふな”あぁ……。レベルが違いすぎるんだゾ」


リ「ふん。5秒もかからなかったね
その程度の実力で、よくボクに挑もうと思ったものだ
恥ずかしくないの？
やっぱりルールを破るヤツは、何をやってもダメ
お母様の言う通りだ」


デュ「くっ……
たしかに、ルールは守るべきだ
でも無茶苦茶なルールを押し付けるのはただの横暴だ！」


リ「ハア？ルールを破れば罰がある
そして、この寮ではボクがルールだ
だから、ボクが決めたことに従えない奴は首をはねられたって文句は言えないんだよ！」


ユ「そんなの、間違ってる！！」


「…っルール違反だからって何をしてもいいわけじゃない！！」


エ「…！A？！なんでいるんだよ！」


リ「罰則のないルールなんか、誰も従わない！」


「たとえそうだとしても今アンタのやっていることはただの自己満足のための押し付けだ！」


リ「っは！こんな簡単なこともわからないなんてキミは一体どんな教育を受けてきたの？
監督生、キミなんてどうせ大した魔法も使えない親から生まれて、この学園に入るまでろくな教育を受けられなかったんだろう。実に不憫だ」



デュ「……テメッ……」


…っの


いくらなんでも言い過ぎ…！！


「ユウを…！！
　馬鹿にするな！！！」


そう言って寮長に手をあげようとしたら


エ「ふざっっっっっけんなよ！！！！！！！！！」


エースが怒鳴って


リ「え……っ？」


ケイト/トレイ
「リドルくん！？/リドル！？」


ディ「ローズハートくん！？」


ハーツラビュル寮生たち
「げっ……！寮長を殴った！？」


リドル寮長を殴った


グ「右ストレートが綺麗に顔面にキマったんだゾ！」


デュ「エ、エース！？」


エ「あー、もういい
寮長とか、決闘とか、どうでもいいわ」


「エース…？」


リ「痛……えっ？ボク、殴られた……？」

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