42話【神羅の話】 ページ46
牢屋。
そこにさっきまで私のことを見ていたお父様が居た。
松「!?神羅!大丈夫ですか?!」
黒「神羅って誰?私は黒羅よ。」
いきなり『神羅』って言われた。それだけ大切な人だとわかった。
黒「貴方の名前は?」
松「やはり忘れてしまったのですね。私は吉田松陽と言います。神羅の父です。」
黒「さっきから出てる神羅ってどんな人?」
松「貴方みたいに可愛くて綺麗で優しい人でした。」
黒「私は可愛くて綺麗で優しい人なの?」
松「ええ。とっても可愛くて綺麗で優しいですよ。私にこう接してくれるのですから。」
笑顔だけれど悲しそうな笑顔だった。
黒「松陽は何故ここに居るの?」
松「捕まったんです。」
黒「何で?」
松「秘密です。」
秘密と言って笑っていた。
黒「何でそんなに松陽は優しいの?」
松「!?」
突然私の目から涙が出た。お父様びっくりしてた。記憶を無くしてる私が突然そんなことを聞いたからびっくりするのもしょうがない。
松「黒羅も大切な人ですから。」
黒「私達初めて会ったんだよ。」
松「前も会ったことがありますよ。」
黒「わかんない。頭が痛い。」
私はそこで頭を押さえながら膝を着いた。何かを思い出したいはずなのに思い出させると頭が痛くなる。
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妖狐のいずな - レイさん» あっ、本当ですね!スミマセン!直しますね。教えてくれて有り難う御座います。 (2018年3月19日 19時) (レス) id: 6a6bce9444 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 24話の生徒さんのセリフの勝っているが買っているになっていますよ。 (2018年3月17日 18時) (レス) id: fbb22fa492 (このIDを非表示/違反報告)
レイ - 24話の生徒さんのセリフの勝っているが買っているになっていますよ。 (2018年3月17日 18時) (レス) id: fbb22fa492 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐のイズナ - やっと風邪が収まりました。 (2017年12月6日 18時) (レス) id: 6a6bce9444 (このIDを非表示/違反報告)
妖狐のイズナ - 風邪をひいたのでちょっと休ませていただきます。 (2017年12月2日 12時) (レス) id: 6a6bce9444 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:妖狐のいずな | 作成日時:2017年11月13日 17時