《銀魂》虚の娘

41話【骸】 ページ45

奈落。

？「朧。この子誰？」

朧「黒羅だ。」

黒「よろしくね。」

骸「私は骸。」

骸。朧が紹介した子。まだ小さい。

朧「骸。黒羅に変な事を教えるのではないぞ。」

骸「わかってる。黒羅ドーナツいる？」

黒「ドーナツ？」

骸「美味しいよ。」

黒「美味しい？」

その時の私は感情が無かった。

朧「そろそろ行くぞ黒羅。」

黒「あっ、はい。またね、骸。」

骸「またね。」

そこで骸と初めて出会った。

黒「朧。私は何をしたらいいの？」

朧「一応仕事の連絡が無かったら好きなことをしてろ。仕事はほとんど殺す仕事だ。人を斬るが怖くないか？」

黒「多分大丈夫。」

朧「それと黒羅は私の補佐として私の仕事も出てもらう。」

黒「わかった。ね、あの時いた人って誰。私のことずーっと見てたよ。私と何か関係があるの？」

朧「時が来たら思い出す。それまで待て。」

私の記憶を消したのは薬の力だったらしい。薬の効果が無くなったら記憶を取り戻せるらしい。

黒「あの人と会ってみたい。会わせてくれる？」

朧「いいが、余り喋りすぎたり変な事を覚えるなよ。」

私達は牢屋に向かった。そこは暗くて怖い場所。

朧「ここだ。私はここから見ているから行ってこい。」

黒「わかった。」

私はお父様の方へ向かった。

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