《銀魂》虚の娘

38話【記憶を消される】 ページ42

奈落。

私達は奈落に着いた。

神「まだ朧と話せないの？」

奈落１「話は後だ。」

神「何処に連れていくき？」

奈落１「牢屋だ。でも、お前は違う。」

お父様と離れるのかな？

神「お父様に何もしない。処刑とか？」

奈落１「今はしない。」

良かった。それにしても前と全然変わらないな〜。

神「私を何処に連れていくき？」

朧「実験室だ。」

神「朧。随分怪しい所に連れていくきね。何をするの？」

朧「記憶を消す。」

神「何で。」

朧「上からの命令だ。意味など知らん。」

どうせ後から私を使うんでしょ。

神「消さなくても平気よ。今、お父様が捕らわれている。下手なことしたらお父様の命が危ない。」

朧「感が鋭いな。」

神「ありがとさん。」

朧「だが、これは上からの命令。拒否は出来ぬ。」

神「あっそ。好きなようにしなさいよ。」

朧「こいつを連れていけ。」

奈落１・２「「はっ。」」

随分とまー朧んは変わったのね。昔はもっと可愛いげがあったのに今は何か大人っぽい。まっ、私は普通の人間じゃないからか。


神「まだお父様を殺さないわよね。」

奈落１「お前の行動次第だ。」

神「ちっ。」

さっ、記憶を消されるのかな？

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