《銀魂》虚の娘

33話【大事な話】 ページ36

あれ？いつの間にか夜だ。

神「お父様？何処〜？」

松「神羅、こっちですよ。」

神「みんな寝たの？」

松「はい。神羅はいいんですか？」

神「もう寝たし。」

全然眠たくない。

松「神羅、貴方に言わなきゃいけないことがあります。」

神「なーに？」

何か悲しそうな顔してる。

松「今から言うことは信じられないかもしれませんがちゃんと神羅に言わないといけないんです。今の形が変わっても。」

えっ。

松「しっかり聞いてくださいね....神羅と私は本当の親子じゃないんです。」

神「それ、本当なの？信じられない。」

信じられない。だって今まで私を可愛がってくれえじゃん。

松「神羅の本当の親は天導衆に殺されたんです。」

神「天導衆ってあの？！」

松「神羅の親が殺されたあと家が燃やされました。そこに神羅が居たんです。」

神「でも、私生きてるよ。」

松「神羅の親は父が人間ですが母が鳳凰族なんです。そのため炎に強く生きてられた。ですが血の濃さは父の方が多いため姿は人間なんです。」

神「意味わからない。そんなの。」

松「わからなくて当然です。ですが神羅のなかには私の血も入っています。」

神「本当なの？お父様。」

松「はい。」

嘘だと言って。お父様....。

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