妹様と入学式【ツイステ】 (ページ24)

今日:1 hit、昨日:15 hit、合計:134,363 hit

番外編・彼女の得意な事ページ24

エース「はぁトレイン先生の授業、兄貴の言ったとおりだった」

ユウ「眠気を誘うような声とルチウスの鳴き声は結構くるよね」

デュース「オマエそんな事言いつつ寝てたじゃねーか」

どうやらいつものメンツでトレイン先生も魔法史の後、昼食へと向かう途中らしい
人気のない場所の近くを通りかけた時

『……二度と兄様の周りをうろつくんじゃねぇ、草食動物の分際で』

ユウ「へ？」

グリム「いま何か恐ろしいのが聞こえたんだゾ」

ユウ「デュースの性格変わったときみたいな」

エース「誰が言ってたのかなぁ……ッて」

グリム「あれ、Aなんだゾ」

好奇心旺盛なこの人達を止めることは出来ずその現場を覗くことになったが喧嘩している相手が予想を遥か斜め上にぶっ飛んでいた

『弱い奴が兄様の文句言ってんじゃねえぞ』

ユウ「A？」

『あ゛？ってお前らか』

エース「どーしちゃったの？け、喧嘩なんかして」

『なんでも無い。……フゥそんな事より今何時？』

ユウ「もうお昼だよ」

デュースらと同じクラスのA
しかし、トレイン先生の授業では姿を見ていない＝サボり。しかも今日は朝から姿が見えなかった

グリム「コイツの喧嘩なんかどうでも良いんだゾ……そんな事より早く飯が食べたいんだぞ」

そろそろ我慢がきかなくなったのかグリムのお腹が鳴り出した

『ハッ！兄様とのお昼を共にする約束が』

そう言うとフッと消えてしまった

デュース「……」

エース「相っ変わらずのブラコンだな」

ユウ「でもさっきのは怖かったなぁ」

グリム「オレ様だってあのくらい何時でもできるんだゾ」

エース「はいはい」

ー昼食後

エース「次ってなんの授業だっけ」

ユウ「バルガス先生の飛行術の授業のはず」

デュース「そろそろ立たないとリドル寮長に首をはねられる」

グリム「魔法が出せなくなるのは嫌なんだゾ」

入学からなんだかんだこのメンツでいるがAは基本的にクラスの誰ともいない
よく先輩達といるのは見るんだけどな

エース「あれ、トレイ先輩とAじゃね？」

グリム「ほんとなんだゾ」

デュース「珍しい組み合わせだな」

ユウ「案外仲が良いのかも(2人とも面倒くさい人の手づな握ってるし)」

トレイ先輩と言えばケイト先輩やリドル寮長といるがAと一緒にいるところを見るのは初めてかもしれない

トレイ「じゃあよろしくな」

『ッチ……今回だけだですわ』

前言撤回、めっちゃ仲悪そうです