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シノ
「皆、よく聞け。この間、ミツキが転入してきたばかりだが、もう一人仲間が増えることになった。」
ボルト
「もうすぐ卒業試験だぜ？大丈夫なのかよ？」
シノ
「問題ない。彼女はすでに優秀な忍だ。」
サラダ
「…どういう意味ですか」
シノ
「焦るな。入ってきていいぞ」
シノが扉の外に向かって呼びかけると、それはそれは絶世の美少女が教室に入ってきた。
「うわっ、かわいーー…」
「え、ちっちゃ」
「びしょーじょだあー！」
印象は人それぞれ、教室がざわざわするのもつかの間。少女が中心に立ち、教室を見渡した瞬間、彼女の声を聞こうとシンっと静まり返った。
シグレ
「竹取シグレ」
透き通った高い声。誰もが続きの自己紹介を期待した。
シズク
「シノさん、私の席は何処ですか？」
ボルト
「えっ？！」
シグレ
「なに？」
ボルト
「それだけ？」
ボルトは皆が言いたい事を代弁しているようなものなのにシズクは心底わからないという顔をしている。
サラダ
「ほら、年齢とか好きな物とか将来の夢とか…」
シグレ
「なんで言わなきゃなんないの？」
サラダ
「なんでって…」
クラスの男子からはサラダ様と呼ばれる彼女も流石にこれには、苦笑いをこぼすしかなかった。
シグレ
「シノさん座っていいですか？」
シノ
「あ、ああ…空いてるところに座れ」
空いているところ。ジッと見てシズクが選んでいるとボルトが声をかけた。
ボルト
「こ、こここいよ！」
シグレ
「いやよ」
が、虚しくもフラれ、シズクはシカダイの隣に座る。
シカダイ
「え、なんでここ？」
シグレ
「五月蝿くなさそうだから。」
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花璋(プロフ) - ご子息は一般的に息子を指す言葉なので、「ご子息、ご息女」って表記した方が、読み手に誤解を与えにくくなりますよ。 (2019年12月6日 0時) (
レス) id: 16d4e71997 (このIDを非表示/違反報告)
4月生まれなのに雛人形(プロフ) - とても面白いです！更新再開しないんですか？ (2019年8月19日 10時) (レス) id: 9f0470a004 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇天月羽 美夜姫 | 作成日時：2019年2月28日 14時
