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黛side
・・・あいつ、遅いな。会議室でNBAの試合をモニターで見ている。だがな、俺とか黒子みたいな特殊プレイヤーにはほぼ参考にならない。確かに興味はあるがそこまででもない。
他の奴らよりは如何せん物足りない。ラノベも今はない。そこで考えていたのがAだ。割と時間がたったが戻ってこない。
どうしたものかと、横を向いてみる。そこには、俺と同じように少しだけ暇を持て余した黒子が居る。こいつ、連れてあいつを探しに行こうと思ったのには時間はさほどかからない。
軽く机を指で叩き、ドアを指す。黒子も意図が分かったのか頷きそっと席をたつ。幸い、2人とも一番後ろに座っていたから難しいことでもなかった。
影薄いから、元々気付かれないけどな!!!
静かにドアを閉めて宿泊棟に繋がる廊下を歩き出す。たわいもない話しをしながら、赤司の部屋の近くまで来た。・・・まさか盛ってはねーよな?そう信じる。
礼儀程度にノックをした黒子が開けると、部屋には誰も居なかった。
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作者名:希奈 | 作成日時:2017年3月29日 15時