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誠凛高校と書かれた紙が貼られているドアの前まで来た。中からは賑やかな声が聞こえてくる。途中、気がおかしくなりそうになりながらも落ち着きを取り戻した。
コンコンコン
丁寧にドアをノックし、どうぞと聞かれればすぐに開けた。目の前にはテツと誠凛の人達が居た。大体の人が私のことは誰状態だ。もう気にしないでテツにさつきほどではないが抱きついた。
誠凛『えっ!?』
「テツ、ありがとう。征十郎に敗北を教えてくれて。私じゃ出来なかったよ。それにね実はテツが勝つと思ってた。」
顔をあげると笑っていて。
「僕もです。」
「だよね〜。そうだ、お正月とか全部あっちの家だからそっちには顔出せないって言っといて。」
「はい、分かりました。」
最後に、一番言いたいこと言わなきゃ。
「戦ってくれてありがとう、優勝おめでとう!!」
それだけ言えば十分、他の人達にはお邪魔しましたとだけ言い立ち去った。
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作者名:希奈 | 作成日時:2017年3月29日 15時