逃亡作戦12 ページ13
あの日から、半年ほど経っただろうか。
私は任務をこなしながら、新しい屋敷に住み、宇髄さんと仲良くやっている。
......もちろんそういう意味ではない。
あれからは善逸を見かけることも無く、本当に終わってしまったんだと実感させられた。
まだまだ善逸の事を忘れられない私はだめなんだろうなと思う。
禰豆子ちゃんとの幸せを願ってあげなければいけないのに。
そんな時、宇髄さんから任務のことで話があると連絡が入った。
宇髄「A!今回の任務はド派手だぜ!!」
なんだよ、ド派手な任務って。
宇髄「お前には、ド派手に遊郭潜入してもらう!!」
ゆうかく?
首を傾げていると宇髄さんは続けた。
宇髄「この任務、蝶屋敷の奴らを連れて行くつもりだ。今あいつらも蝶屋敷にいるんだろ。ちょっと話せよ。遊郭もあいつらに教えて貰え。」
宇髄さんの言うあいつらとは善逸達のことなのだろう。
変な気遣いやめてくれ。
A「ちなみにそれ、いつからなんですか?」
宇髄「おう!もう俺の嫁達が潜入してたんだがな!連絡がつかなくなった!今すぐだ!」
...そんな急に言われても。
何より心の準備ができていなかった為、駄々をこねようかと思っていたが、まきをさん達が危険なら話は別だ。
A「...わかりました。すぐ向かいましょう。」
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ヒノカミ - 面白いですね!! 更新頑張ってください(°▽°) (2019年11月27日 23時) (レス) id: c2d04c2587 (このIDを非表示/違反報告)
るん - え、まってだいすこ。めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2019年11月16日 10時) (レス) id: 306989c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月宮 | 作成日時:2019年9月28日 18時