反撃作戦10 ページ11
善逸「で、話って?」
A「あのさ、」
私は今まで冷たくてとても寂しく、悲しかったこと、そして禰豆子ちゃんと接吻しているのを見てしまったことを包み隠さず伝えた。
善逸「ふうん。別に接吻なんてしてないけどね。話はそれだけ?」
あぁ、この人はもう私の元にいないんだな。
私は秘策、と言うより最善策を口にする。
A「もう、別れよう」
善逸「は?」
目を丸くしている善逸。
なにそれ。善逸がそうさせたでしょ。
善逸「なんでだよ」
A「私、ずっと分かってたの。善逸の心はもう私にないこと。禰豆子ちゃんが好きなこと。禰豆子ちゃんの事を嫌いになりたくはないし、善逸の足枷になりたくない」
善逸「なんもわかってねえよ!」
私はもう善逸達とは行動しないつもりだ。
良い機会だろうし、こんなことがあって一緒にいてしまっては任務に支障が出る。
A「わかってなくてごめん。でももう耐えられないから、別れてほしい」
善逸「そうかよ」
善逸はそれだけ言って炭治郎達の方へ行ってしまった。
ここを出るのは今日の夜中だな。
たまたま御館様が新しい屋敷を、と言っていてくれていたから調度良いだろう。
さよなら、みんな。
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まだまだ続きます。
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ヒノカミ - 面白いですね!! 更新頑張ってください(°▽°) (2019年11月27日 23時) (レス) id: c2d04c2587 (このIDを非表示/違反報告)
るん - え、まってだいすこ。めっちゃ好きです!更新頑張ってください! (2019年11月16日 10時) (レス) id: 306989c0e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月宮 | 作成日時:2019年9月28日 18時