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9話 ページ10

*̣̩⋆̩




及川「だ、駄目だよAちゃn」

『わかってるよ及川、冗談冗談。』



切羽詰まったような声を出す及川・・・

さっきあんな態度とられたのに・・・こんなのでも及川からしたら大事な仲間なんだね。



わたしは『よっこらせ』と声を出しながら退くと

慌てて起き上がり、わたしから距離をとる

狂犬ちゃん(?)





『3年、夜月A』


京谷「・・・2年、京谷賢太郎」



なんだ普通に自己紹介してる。

狂犬じゃないじゃん。




『わたし犬は大好きだよ』


京谷「・・・」


『でも、感情任せの馬鹿は嫌い』





簡単にわたしの築き上げてきた物を壊すから。

今だって普通のJKってイメージを壊されちゃったから。




『まあ


キミが学校休んだのも事情があったんだろうし

キミがわたしに敵意を向けたのも理由があったんだろう

・・・先輩であるわたしがもう少し大人になるべきだったなと少し反省。』





すーぐ挑発しちゃう癖直さなきゃな。

あと、売り言葉に買い言葉しちゃうのも。






『・・・及川』


及川「えっ、なに?」




わたしは及川の方を向いて言う。





『冷静に考えれば、

朝が早い合宿はわたしにはやっぱ無理かも』




わたし死ぬほど朝弱いから。と付け加えると

「えー!今更そんなこと言わないで!」と焦る及川。

及川が必死に何か言ってるけど、聞く耳持たずにバスを降りようとした時



二の腕を掴まれた・・・



やばいデブがばれる!






そんなことを考えながら顔を上げると・・・






『京谷・・・?』


京谷「他校に迷惑をかける気か」


『・・・素直に行くなって言えない?』





笑ってみると、「チッ」と舌打ちをして

座席についた京谷。






『京谷がわたしと仲直りしたいって言うなら

マネージャーしてあげる。』






わたしは座席に座っている京谷の前に立ち

ポケットから四角いガムを取り出して

差し出した。

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夜白(プロフ) - RUNA RUNAさん» 稲荷崎大好きです、、大好きなんですけど、、方言が難しくて諦めました;;;; (2021年2月2日 21時) (レス) id: 49d286df89 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - い、稲荷崎は..... (2021年2月2日 0時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜白 | 作成日時:2021年1月27日 1時

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