10話 ページ11
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一瞬躊躇ったものの、不服そうにガムを受け取り
口に入れた京谷。
これは仲直り成立ってことでいいんだよね?
溝口「出発するぞー?
さっさと座れよー」
溝口コーチと、入畑監督がバスに乗ると
ドアが閉められ、エンジンがかかった。
わたしが席に着くと
及川と岩泉、そして花巻と松川も
座席についた。
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途中休憩を入れながら、やっと合宿所についた。
けど・・・
『及川、ここって東京なんだよね?』
少し後ろの方から「そうだよ」と及川の声が聞こえた。
・・・山なんだが、、
都会要素ゼロなんだが!!
わたしは合宿所が東京だと聞いたから、練習の合間に
観光しようと思ってマネージャーになったのに!
こんな所観光したって出会うのは
虫か熊か猪じゃん!!
くそ!騙された!!
みんながバスを下りるのを見送り、
バスの中に忘れ物がないか見回って
わたしも渋々バスをおりた。
すると目を輝かせた及川が声を弾まして
馬鹿なことを言い出した。
及川「見てAちゃん!東京タワーがあるよ!」
・・・及川、あれは鉄塔って言うんだよ。
『わー、すごいなー(棒)
記念写真撮ってやるよ及川、
そこに立て。』
指示すると、そこに立ち無邪気に笑みを浮かべ
ダブルピースをする及川。
カシャカシャ、と写真を撮ると
後ろから「ぶひゃひゃひゃ」と奇妙な笑い声が聞こえた。後ろを振り向くと、わたしのスマホを見ながら笑っている
癖の強い髪型をした赤ジャージが居た。
だれ、、、
及川「あ!クロちゃん久しぶり〜!」
クロちゃんと呼ばれたそいつは及川の元へ行くと、仲良さげに話し出した。
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夜白(プロフ) - RUNA RUNAさん» 稲荷崎大好きです、、大好きなんですけど、、方言が難しくて諦めました;;;; (2021年2月2日 21時) (レス) id: 49d286df89 (このIDを非表示/違反報告)
RUNA RUNA(プロフ) - い、稲荷崎は..... (2021年2月2日 0時) (レス) id: 38bfe4d026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜白 | 作成日時:2021年1月27日 1時