知り合いなはずがない【梅原裕一郎】

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『壮馬さんごめんなさい………』

斉「平気だよ！むしろ嬉しかった！」


抱きついてしまった申し訳なさと恥ずかしさで少し遠くに座る。

江口さんがずっと いいなぁ とか言ってる。

私に抱きつかれても嬉しくないでしょ…。


梅「そういえば何が俺なんすか」


梅原さんが思い出したようにきりだす。


西「それはAちゃんに聞いたらいいんじゃないかな！」


西山さんが声優じゃなかったらシバいてるところだ。

皆してからかいやがって………。


『教えないです』

梅「気になるなぁ。っていうかもうちょっとこっち来なよ」


梅原さんは何気に自分の隣をポンポンする。


ちょっと今は心臓が……


花「ここでもいいよ？」


花江さんが自分と壮馬さんの隣をポンポンする。

壮馬さんはニコニコだ。


今度は西山さんが自分と江口さんの間をポンポンした。


これはどこに入るべきか……。


梅「おいで？」

『うっ……』


我ながらチョロいと思う。

でも！でもね！王子においで？って言われたら皆飛び込むでしょ？


結局梅原さんと西山さんの間に座った。


他の場所よりは少し安心感がある。


梅「いらっしゃい」


イイ声で梅原さんが囁いた。

AのHPは半分減った。

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