知り合いなはずがない【梅原裕一郎】

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ASide



『ん…』


小鳥のさえずり聞きながら目が覚めるなんて、我ながらアニメ的だと思う。


まぶたとまぶたが仲良しすぎてなかなか離れてくれないけど、やっと薄っすら開いた。



ベットにもたれかかる男の人の後頭部。

寝起きだからボヤケてアニメかってほどなんかもう、ね、うん…語彙力大切

心無しかいい匂いに包まれてるし。



男の人が起きる気配に気づいたのか、振り向いて、笑顔になった。



？「おはよう」


朝からイケメンどアップあざす。


そしてイケボあざす。


『おはようございます…？』


あっれ、このイケメン見覚えあんな。


確か梅原裕一郎とかいう…


『ん？』

梅「ん？」


いつも以上に可愛い声と顔でん？って、天使ですか？



じゃなくて


『あれ？なんで…』


あれ、目が覚めてきて分かったけどお布団違うな…。



梅「あぁ、ここ、俺の部屋だから」

『………んぇ！？』


飛び起きて周りを見渡す。


あっれぇ〜、ここ僕のお部屋じゃないなぁ〜(CV高○みなみ)


『え？………えぇ〜！！！』

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