知り合いでした【梅原裕一郎】

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梅「ちょっと遠いところでごめんね。グッズくらい並ばなくてもよかったのに」

『いえ…他の方に申し訳ないのでグッズくらいは…』

梅「そっか。じゃあライブの後にね」


いよいよライブ当日。

会場裏のちょっと離れたところまで梅原さんのマネージャーさんに送ってもらった。


たしか物販並び終わったら関係者入り口行けばいいんだよね…？


『うわっ、凄い人…』


物販開始まであと2時間もあるのにすでに凄い行列ができていた。


さすがの人気…。


物販にならんでいると、壮馬さんからLI○Eがきた。

斉藤壮馬今日のライブ楽しんでね!梅ちゃんだけじゃなくて俺も見るんだよ?

短く返信を返して、改めて物販に並ぶ人たちを見た。


皆が自分の推しの缶バッジやキーホルダーをつけて居る。
友達と楽しみだね、なんて会話したりしている。


こういう所にいると、自分が声優さんと接点を持ってるなんて思えない。



しばらくすると列が進み始めた。

座っていた人たちが前の人に倣うように立ち始める。


刻々とライブの開始時間が近づいていた。

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