196話 最終決戦5 ページ48
Aside
ガキィンッ。
迅｢…風間さん、どうする？｣
風間｢太刀川の言う通り黒崎を止めるしかないだろう。｣
迅｢俺…傷つけたくないんだけどなぁ…。｣
風間｢それは俺もだ。こうして受け流すだけでいい。｣
キィン。 ドドッ。
迅･風間｢！｣
ドォォンッ。
迅｢危なっ…！いきなりメテオラとか…。｣
風間｢やはり今の黒崎には何を言っても無駄なのか？｣
当真『おいおい、どーなってんだよ！』
東『Aには攻撃できない。俺達は周りのトリオン兵を片付けるんだ。』
緑川｢そーだよ！当真さん！｣
米屋｢間違ってもAに当てないでくださいよ？｣
当真『分かってるっつーの！お前らはさっさとAを元に戻せよ！』
影浦｢戻し方が分からねぇんだよ！｣
空閑｢うむ(三3三)｣
小南｢遊真！トリオン兵来てるわよ！｣
ズバッ。
朔也｢ふふ…随分と慌ただしいですね、あなた方は。｣
ズバッ。
太刀川｢ちっ…！…A！｣
A｢……。｣
パチッ。
A『ここは…。』
目を開けるとそこは真っ黒な世界だった。周りを見回しても見えるのは黒だけ。
確か…朔也が凄い衝撃を放って…意識を失って…
A『その後が…分からない。』
太刀川さん達は？どこなんだろう？
私は…何をしているんだろう？
ドロッ。
A『えっ…。！？』
私の腹部から黒い液体が流れ出てきた。
ソレはすぐに私の身体を覆い尽くしていく。
A『嫌…っ！何これ…！』
自分が自分で無くなるような…底知れぬ不安が襲ってくる。
ズズズッ。
パッ。
景色が変わる。目の前に見えるのは迅さん、風間さん。
あれ…何で2人共私に剣を向けてるんだろう？
何で私は…2人に斬りかかっているんだろう？
身体が思い通りに動かない。声も…出せない。
黒いモノが私を支配している。
こんな事したくないのに。
太刀川｢…っ！…A！気づけ！意志を持て！戻ってきてくれ！｣
朔也｢無駄ですよ。今のAに何を言っても。｣
今の声は……
風間｢…届かないのか。｣
迅｢…！｣
ポロッ。
A｢っ…。｣
全員｢！｣
朔也｢…泣いている？…何故。｣
太刀川｢A…！｣
迅｢…流石太刀川さん。｣
ギィン。
マヘス｢セト、お前はアレの存在を知ってたか？｣
セト｢…いいえ。ボスの考える事は私にも分かりませんよ。｣
マヘス｢…あいつは一体…。｣
朔也｢……。｣
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嶺真(プロフ) - ソーメンさん» 返信遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！頑張って更新したいと思いますのでこれからも応援よろしくお願いします！ (2019年8月27日 18時) (
レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ソーメン - この後がすごく気になってたまらないです！今回の話が終わったら出来たらで良いのでワールドトリガーの漫画に沿って更新して頂けれたらなと思います！ (2019年4月11日 15時) (レス) id: 3ab4414f7b (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぬるぷよさん» 返信が遅くなり申し訳ありません。応援ありがとうございます！頑張って更新していきますので応援よろしくお願いします！ (2019年3月21日 14時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
ぬるぷよ - すごく面白いです！ 続きが楽しみです！頑張ってください。 (2018年11月4日 10時) (レス) id: b378003baa (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - タッチーさん» 返信遅くなりすいません。応援ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2018年8月6日 16時) (レス) id: efd2ad212f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2018年4月2日 18時
