46話 相談2 ページ47
Aside
A「…分かりました。とりあえず修くんの事を守ればいいんですね。」
迅「うん。けど、メガネ君を助けようとしたら、Aちゃんも危険な目にあう。もしかしたら死ぬかもしれない。」
A「…死ぬ。…それでも私は修くんを助けます。修くんが死んだら沢山の人が悲しむから。」
修くんは死なせたらダメな存在だから。
迅「けど、それはAちゃんも同じだよ。Aちゃんが死んだら悲しむ人はいっぱいいる。」
A「…同じじゃないですよ。修くんには家族がいる。家族がいなくなる辛さは私がよく知ってます。だから、そうならない為に私は修くんを助けます!」
迅「…そっか。ありがとう、Aちゃん。てことで、はいこれ。」
スッ。
と、いい迅さんが差し出してきたものは…
A「…木刀?」
迅「そ、木刀。」
A「え、何で木刀なんですか!謎なんですけど!」
迅「まぁまぁ。これはAちゃんとメガネ君両方の生存に大きく関わるものだから。持っててね。」
A「え〜?まぁ分かりました。」
迅さんが言うならそうなんだろう。
けど本当に何で木刀!?
迅「Aちゃん、メガネ君をよろしく。俺はその時は助けに行けないから。」
A「分かりました。」
迅「太刀川さんとは、話さないの?」
A「…!今はちょっと厳しいですね。」
迅「そっか。いきなりごめんね。…ごめん。」
A「…迅さん。最悪の未来になったって迅さん1人のせいじゃないですから。1人で抱え込まないでくださいよ?」
迅「!ははっ、Aちゃんに言われちゃうか〜。」
A「はい!じゃあそろそろ帰りますね。」
迅「うん。引き止めてごめんね。…よろしくね。」
A「了解です。じゃ!」
翌日
家
A「…。」
私は1人家にいる。学校は体調不良で欠席ってことにした。
…久しぶりだ、この感覚。
1人だと思い知らされる感覚。
何の音もしない。誰もいない。
ゴロン。
今頃防衛任務してるのかな。
A「あ、今日は非番って出水先輩が言ってたっけ。」
じゃあ学校にいるのか〜。こんなに暇なら私も行けば良かった。
チャリッ。
太刀川さんから貰ったネックレス。
外そうか迷ったけど…外さなかった。
A「はぁ〜あ。」
ウーウー。
突然サイレンがなった。
! バッ。
外を見ると本部の方がゲートで真っ暗だ。
A「何、あの数…!」
そして、大規模侵攻が始まる。
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嶺真(プロフ) - アニオタさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えてとても光栄です。これからも拙い文章ですが頑張りますので、応援よろしくお願いします! (2017年12月27日 20時) (レス) id: e5afdd0956 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ - 今回“A級1位のあの人に恋をした”という作品に自然と涙してしまいました。とってもいい作品ですね。 私は、まだ14の学生ですが、将来小説家を目指してます。嶺真さんのことを応援しながらも、私頑張りたいと思います。 これからも応援しています。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーの三輪か太刀川か三雲の姉か妹か幼なじみがアニメKか銀魂かリボーンとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも応援します (2017年12月10日 13時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年11月2日 16時