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1話 ボーダー ページ2

Aside

本部

スタスタ。

私は昔から身体が弱い。頻繁に病院に行かなきゃならない状態だ。

だから今日は、体調が安定したから久しぶりに本部に来た。
誰かいないかな?ランク戦したい!

?「おっ?お前来てたのか。久しぶりだな〜。」

と、相変わらず飄々とした話し方のその人。すぐに分かる。

A「お久しぶりです、太刀川さん。」

太刀川「おぉ。身体は大丈夫なのか?」

A「えぇ!もうピンピンですよ!!だから私とランク戦しましょう!」

太刀川「やだ。」

間髪入れずに太刀川さんは断った。

A「え〜、何でですか〜、ケチ!」

太刀川「何とでも言えよ。俺はお前とはやる気ありませ〜ん。」

そう、太刀川さんは他の人とはやるくせに、私とだけは絶対にランク戦をしてくれない。
やっぱり私がまだ弱いから?

A「じゃあ太刀川さんに追いつけたら戦ってくれますか?」

太刀川「あ〜、はいはい。追いつけたらな。」

また適当に流されたし!

太刀川「んじゃあな、俺忍田さんに呼ばれてっから行くわ。ランク戦は他の奴とやれよ。」

スタスタ。

そうして太刀川さんは行ってしまった。

A「ちぇ〜っ、何で戦ってくれないんですか…。」

もういいや、他の人探そ〜。

スタスタ。


A「あっ!」

?「お?」

タタタッ。

A「ランク戦しましょう!迅さん!」

迅「おぉ〜?Aちゃん。久しぶりに会っていきなりそれ?相変わらずだね。けど残念。実力派エリートは忙しいのだ。他あたって!」

A「うっ…!何で迅さんも断るんですか〜。」

迅「俺も?…ふむ。てことは太刀川さんにも断られたんだね。」

A「そーなんですよ。太刀川さんはどんなに誘っても戦ってくれないんです。」

迅「まぁ…。太刀川さんにも色々あるからね〜。」

A「あ、もしかして視えてるんですか?」

迅「さぁ?どうだろうね?じゃ俺はもう行くね〜。ばいばーい。」

スタスタ。

迅さんにも断られてしまうなんて。
はぁ…。

迅「…。(太刀川さんも面倒臭い人だな〜。ま、面白いからいいけどさ。)」

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嶺真(プロフ) - アニオタさん» コメントありがとうございます!そう言って貰えてとても光栄です。これからも拙い文章ですが頑張りますので、応援よろしくお願いします! (2017年12月27日 20時) (レス) id: e5afdd0956 (このIDを非表示/違反報告)
アニオタ - 今回“A級1位のあの人に恋をした”という作品に自然と涙してしまいました。とってもいい作品ですね。 私は、まだ14の学生ですが、将来小説家を目指してます。嶺真さんのことを応援しながらも、私頑張りたいと思います。 これからも応援しています。 (2017年12月24日 19時) (レス) id: 47e23c8f52 (このIDを非表示/違反報告)
ミリア - 凄く気に入った作品で大好きです今後他の作品を作る予定があったらワールドトリガーの三輪か太刀川か三雲の姉か妹か幼なじみがアニメKか銀魂かリボーンとコラボかトリップか転生した作品が読んでみたいです説明が下手だったらすみませんこれからも応援します (2017年12月10日 13時) (レス) id: 9bec705c08 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:嶺真 | 作成日時:2017年11月2日 16時

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