134話 逃走2 ページ35
Aside
スタスタ
出水｢んでこの後どーすんだ？｣
米屋｢いつまでも逃げられねぇだろ。｣
A｢まぁ…そうなんですけど。｣
やっぱり恥ずかしいものは恥ずかしいよ。
出水｢大人しく太刀川さんに捕まった方がいいんじゃねぇの？｣
A｢嫌ですよ！逃げてきたのに。それに今太刀川さんに会ったらまた逃げると思います。｣
米屋｢はは。Aがここまで太刀川さんに惚れてるとはな〜。｣
A｢…自分でもびっくりですよ。｣
自分が知らない内に太刀川さんがこんなにも自分の中で大きな存在になってたなんて…。
A｢はぁ…。｣
太刀川さんはどう思っただろうか？本命チョコだと聞いて。
驚いたのかな？それとも…戸惑ったのかな。
A｢…はぁぁ…。｣
米屋｢何だ？そんなため息して。｣
A｢悩んでるんですよ！｣
出水｢あれ？ネックレス太刀川さんから貰ったのか。｣
A｢あ、はい。記憶が戻った事を伝えた後に。｣
出水｢良かったな。…太刀川さん、Aがいなくなった後大分荒れてたからな。｣
A｢そうなんですか？｣
米屋｢あぁ。太刀川さん暫く本部に来なくてよ。｣
出水｢任務も放棄してたんだぜ？まぁ二宮さんが色々やってくれたみたいで、来るようになったけどよ。｣
あの人、隊長のくせに何してるんだろう。
米屋｢ま、それ程太刀川さんにとってAが大きい存在って事だよ。｣
A｢……え？｣
出水｢え？じゃねぇよ。太刀川さんがお前を思う気持ちは、お前が太刀川さんを思う気持ちと同等かそれ以上だぞ。｣
A｢……嘘だ。｣
出水｢嘘じゃねぇって！…ホントに太刀川さんとAは鈍感だよな。とっくに両想いなんだからさっさとくっつけっての！｣
米屋｢そーそー！他の隊員も同じ事思ってるぜ？｣
出水｢ま、信じられねぇなら、太刀川さんに会ってちゃんと話してこい！応援してるからよ！｣
米屋｢頑張れよ！｣
A｢…わかりました。太刀川さんに会ってきます！｣
出水･米屋｢おう！｣
タタタッ。
出水｢ホントに面倒臭い2人だなぁ。｣
米屋｢仕方ねぇじゃん？それがあの2人なんだからよ。｣
出水｢…そうだな。｣
『太刀川さんがお前を思う気持ちは、お前が太刀川さんを思う気持ちと同等かそれ以上だぞ。』
それってつまり…太刀川さんも…私と同じ気持ちって事？
あ、ランク戦ブースに来ちゃった。…太刀川さんいないかな…。
スッ。
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嶺真(プロフ) - ささくれさん» ブックマークありがとうございます！これからも頑張りますので応援よろしくお願いします！ (2018年4月2日 16時) (
レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
ささくれ - 親からの制限でお気に入り登録は出来ないけど、ブックマーク付けましたwこれからも応援してます！ (2018年3月24日 8時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - 衡機さん» コメントありがとうございます！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
嶺真(プロフ) - ぐらにゅー糖さん» 返信が遅くなり申し訳ありません。コメントありがとうございます！ (2018年1月20日 16時) (レス) id: ba7426255f (このIDを非表示/違反報告)
衡機 - さ、ささささ最高です！めっちゃ応援してます！頑張ってください！( ;ﾟ皿ﾟ)ﾉｼ (2018年1月18日 15時) (レス) id: 7be352b008 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：嶺真 | 作成日時：2018年1月7日 15時
