検索窓
今日:9 hit、昨日:8 hit、合計:75,347 hit

+eleven ページ13

どうやら楓君には行きつけの喫茶店があるようで





「ここのケーキがね!すごく美味しいんですよ!」





そう言って楓君はケーキをひとつ頼んだ





しかしそのケーキは私に差し出されて





「あの、これ、楓君のじゃ・・・」





私の前にはケーキと紅茶、楓君の前には紅茶のみ






この状況に少し困る私






「いいんですよ、僕はいつでも来れますし

Aさんに食べてもらいたかったんです!」






とっても嬉しそうにそういうので断ろうにも断われない





楓君にも申し分けないし





「じゃあ、いただきますね」





ひと口、口に運ぶと甘酸っぱい苺の香りが口の中に広がった





美味しい・・・





「そうですねー、じゃあ敬語禁止です!

敬語、使ったらひと口もらいますから!」





「え?!」





「おごるので、それくらいいいですよね!」





楓君は意地悪な笑みをこちらに向けていて




「えぇ〜・・・」





何とも予想外の行動をしてくれた楓君






「なんで、急に意地悪しだしたんです・・・の?」






少し反論をして見ようと思い口を開くと、ついつい敬語になってしまう訳で






あ、危なかった・・・






「セーフですね!」






面白そうに私を見る楓君に






絶対ケーキを奪われまいと





もくもくとケーキを食べ始めた






ていうか、楓君は敬語なのに私は敬語ダメなのは、なんで・・・?

+twelve→←+ten



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (88 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
136人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

色無夢飛(プロフ) - ミヤナさん» はい!応援してますね! (2017年1月17日 7時) (レス) id: ba00c9f584 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤナ(プロフ) - 色無夢飛さん» 更新できてなくて申し訳ないです。泣。コメント嬉しいです!頑張ります!! (2017年1月17日 0時) (レス) id: 261374b970 (このIDを非表示/違反報告)
色無夢飛(プロフ) - ミヤナさん!応援してます)^o^ (2017年1月16日 16時) (レス) id: ba00c9f584 (このIDを非表示/違反報告)
ミヤナ(プロフ) - リン先輩さん» 死なないで下さい!!えっと、リン先輩さんが生きていられる様に頑張ります! (2016年4月16日 14時) (レス) id: a116cc9fd6 (このIDを非表示/違反報告)
リン先輩 - ああああああ!!匡まじ天使過ぎますよね!俺のこと、殺しにかかってますよね!?なんですかあの可愛さは!!あー、ミヤナさんの作品読んでたら死にそうですよ、どうしてくれるんですか( ˙-˙ ) (2016年4月13日 8時) (レス) id: c6e81934e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミヤナ | 作成日時:2016年2月22日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。