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御国side
『吊戯もうすぐ誕生日だよ』
学生の時からずっとこの時期はその話題ばっかりだ
男の人ってなにもらったら嬉しい？だとか誕生日ってなにしてあげたら嬉しい？だとか
初めはじゃあ一緒に選ぼうかって言ったら本当に！？なんて珍しく大きな声を出して子供みたいに喜んだ
その次の日の放課後に選びに行ったらAは『ごめん、ちょっとトイレ！選んでて！』なんていってお金を俺に渡すと店を出ていった
店の中のを借りればいいのになんて思いながらいつまでたっても帰ってこないから適当に買ってプレゼント用に包んでもらい、店を出ると店のすぐ近くの路地裏で何人もの下位吸血鬼に襲われてしまっていた
下位吸血鬼がこっちに気づいたところでAも俺に気づいたみたいだった
Aは血を吸われて割りと弱っていた
首、肩、腕、手、腹、太股、口、から血を吸われていて、殴られたのか蹴られたのかもとからあったのかわからないけど捲られて見えていたお腹は痣ができていて所々縫われた傷や治りかけの傷、大分前にできたような傷が見えていた
こっちに３人の下位吸血鬼が近づいてくるとAは自分の髪を１本抜いてふっと息を吹くと、それが剣のような形になって自分の血を吸っていた吸血鬼全員に刺すと俺の方に向かってきていた３人を斬った
『ごめんね、大丈夫？怪我は？』
「怪我してるのはお前だろ、病院は？ていうか今のなに」
『大丈夫だよ』
「そんな怪我じゃないだろ」
噛まれていた腕を持ち上げると『い"っ………』と痛がった声をあげてよくみると間接じゃないところが曲がっていて腫れていた
「折れて………」
『多分…いいよ、よくあることだし、あ、買ってくれたの？ありがとう、助かったよ』
不自然な足取り、きっと足の骨も折れてるかヒビが入っていたと思う
その足で、腕で走って俺を助けてくれたんだと思うと何も出来なかった自分に腹が立った
「のって」
『…いいよ、大丈夫、歩けるよ、それに血ついちゃう』
「早くして」
『………じゃあお言葉に甘えて…』
ゆっくりと俺の背中に乗ったAはとても軽くてびっくりした
それから電話してさっきのお店まで洞堂に車で迎えに来てもらった
「洞堂、家までよろしく」
『御国、駅まで送ってくれたら帰れるよ、大丈夫だよ』
「手当てしたらちゃんと送るから」
「喧嘩でもしたんスか、ダメっスよ女の子には優しくしなきゃ」
洞堂は初めは少し驚いていたけどきちんと家まで連れていってくれた
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車守 拓人 - ちゅるぎはせかいでさいきょうでいちばんつよいしおもしろいけど、ちゅるぎ☆も面白いからにばんめのさいきょう! (2018年4月6日 1時) (
レス) id: 8c0532f163 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるぎ☆(プロフ) - おそ松厨の中１さん» 砂糖ごはん………(汗) (2017年12月28日 1時) (レス) id: 682194da8d (このIDを非表示/違反報告)
おそ松厨の中１ - さ・・砂糖ご・・はん・・ (2017年12月27日 17時) (レス) id: 4c9aae3219 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅるぎ☆(プロフ) - ゆいさん» ありがとうございます！ (2017年12月8日 1時) (レス) id: 682194da8d (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - いえいえ！こちらこそこんな素敵な作品を書いて下さってありがとうございます！大変だと思いますが更新等頑張って下さい！ (2017年12月8日 0時) (レス) id: 2a6beebaab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゅるぎ☆ | 作成日時：2017年11月1日 1時
