C3の死にたがり最年少戦闘員は憂鬱組に誘拐されました!! (ページ25)

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113話ページ25

真昼side

『わぁ、戻ったんだ！よかったね真昼』

真「A何で出てきて…」

ベ「A！出れるなら初めから力貸せォ！」

『私が力を貸すほど弱くはないだろう？それに、魔法使ったら怒るじゃないか』

シャ「貴様！あれほど若に迷惑をかけるなと！」

『ごめんね♥』

オ「…無事でよかった」

真「行くぞ！クロ！」

そういった真昼にはもう迷いはなかった

ク「…おう」

真昼はホウキを槍に変えた

本当はホウキじゃなくて槍だったのね…それ。

オ「お願い私のマリオネット」

オトギリちゃんが下位吸血鬼を糸で操ろうとしたときだ

真昼はオトギリちゃんに攻撃をしかけた

『はっやいね！』

パチンと指をならす

ギリギリだけどオトギリちゃんをバリアで囲んだ

オ「A…魔法はもう…」

『女の子は怪我したらダメだからね！』

シャ「ベルキア！」

ベ「わかってるってェ！」

そう言って二人はクロに攻撃をしかけた

『ちょ、まっ…』

魔法あんまり今は使えないんだってば…っ

クロの力ではバリアなんていつ壊されるかなんてわからない…そうなると瞬間移動しかない

瞬間移動は魔力を使う。

今はあまり使いたくはない、いや、使っても最後まで自分の意思で動けるかがわからない

瞬間移動より交換の方が魔力は少なくてすむ

…どちらかを瞬間移動させて、どちらかを私のいる場所と交換すればなんとかなるかもしれない…

パチンと指をならせば私はクロの後ろから出ている黒いものに捕まれていた

クロ「Aｯ…」

ベ「A！何して…」

『怒らないでよ～』

それにこのまま殺されるっていうのも…

私はまた指をならしてシャムとベルもオトギリちゃんと同じようにバリアで囲んだ

魔法を使い果たしたのか自分に使っていた魔法、いや幻術が切れた

シャ「なっ…貴様！それは…」

『あははは、魔法溶けちゃったみたい～』

白かった浴衣はほぼ真っ赤に染まっていた

真「やっぱり、治ってなんか…」

『何をいってるの、私は敵だよ？皆は、殺そうとしたのに私は別？』