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キスマイのメンバーみんなと雑誌の撮影。
俺は玉とペアでの撮影だから、他のペアが終わるまで、二人で待機している。
2「ねぇ玉。」
T「なに?」
2「宮田と付き合うときってどっちから先に告白した?」
携帯でゲームをしている玉に俺は単刀直入に質問する。
T「どしたの?急に」
2「いーから!」
T「俺はみあたから告白されたよん」
2「どんな感じでー?」
T「んー?二人でみあたの家に居るときに突然好きだよって〜」
そう話す玉の表情はさっきよりも柔らかくなっている。
T「で、なんで急にこんなこと聞いたの?」
2「いやぁ〜、俺ね、千賀に告白みたいなことをこの前したんだけど、友達として好きって意味と勘違いしたみたいでさ。玉はどんな感じで付き合ったんだろうなーって思って。」
俺は苦笑いしながら話す。
らしくない、真面目な話だなー、と我ながら思う。
T「それってがっちゃんから、ニカのこと好きだって自覚してもらうのが一番手っ取り早いんじゃない?」
2「だからさー、俺今日千賀にどっか出かけようって誘おうと思ってるんだけどさ、どこ行ったらいいと思う?そういうの俺全然わかんなくて…」
玉は首をかしげて数秒考えたあとに、答えた。
T「最初のうちは軽く買い物程度でいいんじゃない?がっちゃんそういうの好きそうだし」
2「なるほどー…玉、ありがと!」
T「どういたしましてー俺はニカとがっちゃんのこと応援してるからねー」
すると、撮影の順番が回ってきたようで、スタッフの人から声がかかった。
玉は「先行ってるね〜」と先に歩いて行った。
ーーーーーーーー
全部の撮影が終わった。
俺はまた、千賀に一緒に帰る約束をしていたので、一緒にタクシーに乗り込んだ。
買い物に誘うだけ、簡単なことなのになぜか緊張している。
2「千賀。」
S「ん?」
2「今度のオフのときにさ、一緒に買い物にでも行かない?」
S「いいね!楽しそう〜!」
千賀は満面の笑みで答えた。
S「最近ニカとお出かけとか行けてないから今から楽しみだなぁ〜」
2「俺も、超楽しみ」
そう言って俺らは笑い合った。
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作者名:カオル | 作成日時:2018年8月17日 23時