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昨日の夜はあの後、別になにがあったわけでもなく、普通に飯を食べて、普通に風呂に入って寝た。

そして、目覚めると隣にはまだ眠っている千賀が。

昨日の言葉、もう一度呟いてみる。

2「千賀…好きだ…」

自分で言ったはいいが、なんだか恥ずかしいような切ないような不思議な気持ちになった。

2「なんで気付かないんだよ……バカ。」

俺は寝ている千賀の頰に優しくキスをした。

そして、まだ眠っていることを確認して頭を撫でる。

S「んん……ニカ…?」
2「わっ…千賀、おはよ。」

ふにゃっと朝から可愛らしい笑顔をこちらに見せてくれる。

そして、俺はもう一度千賀の頭をくしゃくしゃっと撫でる。

S「わ〜ニカーっ寝癖なっちゃうよ〜」

ふわふわと広がっている寝癖のついた髪の毛を手ぐしで必死に直そうとしてる千賀。

ああ、そんなところも愛おしい。


2「ほら、今日も午前から打ち合わせがあるでしょ?早く行かないと。」

そうやって茶化すと、「ニカのせいだろ!」と笑いながら怒った。

今日は横尾さんを誘って2人で飯に行こう。

俺の恋の相談はキスマイのお母さんである横尾さんに聞いてもらおう。

そんなことを思いながら、出かける準備をした。

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作者名:カオル | 作成日時:2018年8月17日 23時

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