検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:15,628 hit

#1 ページ1

2side
今日もいつも通り撮影が終わって、メンバーは早々と帰る準備を始める。

M「玉、一緒に帰ろっ!」
t「はいよ〜」

F「北山、帰るよー」
K「おう」

各々、カップルがイチャイチャしている。

S「ニカ〜!一緒にかーえろ〜!」

そんな中騒がしく、笑顔で千賀が俺の元に来た。

2「おう!帰ろ帰ろ〜♪んじゃ、お疲れー」
S「お疲れ様でした〜」

と、メンバーに軽く挨拶をしたら、外に出てタクシーに乗り込む。

2「今日千賀の家行ってもいい?」
S「いいよー」


__俺は千賀のことが好き。
いつから好きになったかは分からない。
ただ、気付いたら好きになっていた。

ずっと一緒にシンメとして、ニカ千として活動してきて、俺らは双子とも呼ばれるぐらいの仲になっている。

ずーっと千賀のことを想っていて、俺なりに意思表示もしているつもりなんだけど、超がつくほどの天然の千賀には伝わるわけもなくて。

俺は片想いを拗らせている。


S「ニカ?どうしたの?ぼーっとして。」
2「…あ、悪りぃ。ちょっと考え事してた」
S「ニカが考え事なんて珍しーw」

そうやって千賀はからかうように笑った。


そんなこんなで千賀のマンションに着いた。

なんでもない会話をしたり、ゲームをしたりして、時間が過ぎていく。

S「やっぱ、ニカと一緒に居るときが一番楽しいなぁ」

そう言って千賀は微笑む。

やばい。可愛すぎる。





2「千賀……好きだ。」


あれ?俺何言ってるんだろう。

早く弁解しないと。
こんなこと、俺から言われても困るだろう。

俺が次の言葉を言いかけたときに千賀は、

S「俺もニカのこと好きだよ!だって俺ら双子でしょ!嫌いなわけないじゃん!」

そう言ってにこりと笑った。


そうじゃない。そうじゃないんだ。

ただ、俺には本当の気持ちを伝える勇気がなくて、

2「そう…だよな!」

と、笑い飛ばした。


なんでいつも伝わらないんだろうか。

#2→



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.0/10 (37 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
107人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , ニカ千 , キスマイ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カオル | 作成日時:2018年8月17日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。